MLBの読み物

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レッズのセカンドスクーター・ジェネットの快進撃が止まりません。ジェネットは元々ブルワーズに所属していました。しかし彼はブルワーズで結果を残せずに、約1年前にレッズにクレームされる形で移籍しました。その時は特に注目されなかった移籍でしたが、彼はその才能を見事に開花させています。

 

ジェネットは昨年.295/.342/.874と好成績を残しましたが、今季はそれを上回る勢いです。ここまで.342/.378/.948の成績で打率リーグ2位長打率リーグ3OPSリーグ4位の成績を残しているのです。

さらに先月5月は月間MVPも受賞するなど、今季の成績だけで見ればチームメイトのジョーイ・ボットをも凌ぐ勢いです。

 

ブルワーズの控えセカンドだった選手がリーグを代表する打者へと急成長した理由は何のかをMLB.comMike Petrielloさんが解説しているので、紹介したいと思います。原文のリンクはこちらから(https://www.mlb.com/news/how-reds-scooter-gennett-turned-into-slugger/c-279736952)

 

1つの仮説としてPetriello氏はジェネットが打者天国の一つであるグレートアメリカンボールパークを本拠地とするレッズに移籍したことを挙げていますが、これはやんわりと否定しています。その根拠はジェネットのホームでの成績(.311/.353/.586)とアウェイでの成績 (.310/.353/.509)に明確な違いがないことを挙げています。

 

To hear Gennett tell it, the change actually began in his final year in Milwaukee, thanks to Brewers assistant hitting coach Jason Lane, who played in parts of seven Major League seasons for the Astros and Padres. Lane encouraged Gennett in a 2016 batting cage session to change where his back foot landed on his swing, falling behind him (towards the backstop) rather than directly under him. This would have the effect of adding some elevation to a previously flat swing

 

どうやらジェネットの覚醒はブルワーズ最終年から始まっていたようです。彼はチームのアシスタント打撃コーチに助言を受けたそうで、打席での後ろ足の位置を身体の真下に置くのではなくて、もっと後ろに置くように言われたそうです。その結果スウィングに角度がついたと言います。

 

この結果ジェネットはHARD-HIT%が上昇しています。原文のページにジェネットのHARD-HIT%の年別グラフが記載されています。これを見れば、ジェネットのHARD-HIT%の急上昇は一目瞭然だと思います。

 

Petriello氏は最後に興味深い指摘をしています。

 He never said anything about "launch angle" or elevating or any metrics at all, but the effect was basically the same

「ジェネットは、打球の角度やStatCastのデータの利用などについては一切言及していない。しかし彼の施した調整は、それらを利用した場合と同じ効果を生んでいる。」

YouTubeでジェネットが自身の打撃について解説した動画がありましたので、貼っておきます。英語が聞き取れなくても、身振り手振りから参考にできるところもあるかもしれませんので是非見てみてください。


 

 

*感想

ジェネットはブルワーズ時代から豪快なスウィングで魅力的な存在でした。その彼が昨年は1試合4HRを記録するなど、ブレイクしたのはこのような背景があったとは面白いです。現在オールスターゲームのファン投票期間中ですが、彼はセカンドとしてファン投票で選出されても面白いかなと思います。

 

個人的には、彼がレッズ移籍後ブレイクした理由のひとつに出場機会の増加もあるのではないかと思います。ブルワーズの内野陣は激戦区で毎日試合にスタメンで出ることは容易ではありません。しかしレッズはブルワーズよりは競争が緩く、ジェネットも出場機会を多く確保できたことで打席での感覚が変わらなかったのも大きな要因かと思います。

 

今後も彼の活躍に期待したいと思います。

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どうもこんばんは。今日もMLBの1日の試合を振り返ります。今日の英語の記事の紹介は、レッズのスクーター・ジェネットの打撃覚醒の秘密についてです。控え野手だった男がどのようにオールスター級の打者に成長したのかを紹介します。公開は21時です。お楽しみに!それでは振り返りましょう!

ホワイトソックスvsツインズGame1

ツインズが試合終盤で逆転して勝利を収めた。試合は初回にモンカダの先頭打者本塁打でホワイトソックスが先制。5回にも主砲アブレイユのツーベースで追加点を奪う。先発ロペスは7回を1安打に抑えて中継ぎに後を託す。後を継いだジョーンズはツインズのサノーのタイムリーで1点を返されると、続くエスコバーにも3ランHRを浴びて逆転を許した。殊勲のエスコバーは今季のHR数を11に伸ばした。

 

レイズvsナショナルズ

ナショナルズのシャーザーがまたも神がかった投球を見せて両リーグ最速の10勝目に到達。シャーザーは82失点13三振で今季133三振まで記録を伸ばしている。ナショナルズは2回にアダムスの13HR等で2点を先制して、エースを援護。レイズ先発イオバルディは54失点でマウンドを降りた。レイズはミラーの2点ツーベースで反撃したが、及ばなかった。


 

ヤンキースvsブルージェイズ

昨日デトロイトでダブルヘッダーを戦ったヤンキースは今日からトロントに移動してのシリーズとなった。先発のサバシアは先制点を許したが、今季二度目の7回以上を投げてブルペンの負担を減らす好投。ブルージェイズ先発エストラーダは好投したが、ランナーを残して降板。後を引き継いだ呉昇桓がランナーを貯めた後に、ヤンキースのアンデュハールが満塁弾を放ち逆転。ヤンキースは8回にもヒックスの3ランHRで追加点を奪った。

 

オリオールズvsメッツ

オリオールズが初回に奪った2点を守りきりメッツに勝利。オリオールズは初回に先頭マンシーニから3連打で先制。さらにバレンシアの犠牲フライで追加点を挙げる。オリオールズ先発のコブは61失点で今季2勝目。メッツは打線がわずか3安打で、先発バルガスを援護できなかった。

 

ロッキーズvsレッズ

レッズ先発デスクラファニは今季初登板。ロッキーズは初回にブラックモンのスリーベースなどで2点を先制。その後も3安打を記録したゴンザレスの活躍などで7回表終了時点で8点をリード。そこからレッズが意地を見せる。7回の裏にバーンハートのタイムリーで2点を返すと9回にはジェネットやデュバルのタイムリーで3点を奪う。ロッキーズはクローザーのデービスが登板して最後は凌ぎ切ったが、辛勝となった。

 

タイガースvsレッドソックス

レッドソックスが完勝。レッドソックスは今季初先発のナックルボーラースティーブン・ライトが好投。7回を2安打無失点に抑えた。打線も好調JD・マルティネスの20HRで先制。その後も追加点をあげてライトを援護した。タイガースでは、2安打を放ったカステヤノスの健闘が光った。


 

ブルワーズvsインディアンス

インディアンスのエースクルーバーが好投してチームを勝利に導いた。クルーバーは71失点で防御率1点台に突入。打線は今日復帰したチゼンホールの2点タイムリーで先制。好調ラミレスにもHRが出ている。ブルワーズは9回にショウのHR1点差に迫ったが、反撃もそこまでに止まった。


 

アスレチックスvsレンジャーズ

レンジャーズは試合前にティム・リンスカムのリリースを発表。試合は終始アスレチックス優勢で進んだが、7回に秋信守のHRでレンジャーズが同点に追いつく。その後8回にベルトレーとギャロのHR3点を奪ったレンジャーズが見事な逆転勝ちを収めた。レンジャーズ先発ムーアは今季2度目のQSを達成。アスレチックスのオルソンは最近4試合で4HRと好調をキープしている。

 

フィリーズvsカブス

フィリーズのアリエタがシカゴに凱旋。試合はフィリーズ先発エフリンが素晴らしいピッチング。7.2回を1失点で先発ローテーション生き残りへ猛アピール。打線もカブス先発ヘンドリクスを攻めて3回に3点を奪った。特にウィリアムズは3打点を記録した。カブスは4回にチャンスを作ったが、要所でヒットが出なかった。

 

マリナーズvsアストロズ

マリナーズが地区首位で首位攻防戦がスタート。マリナーズは初回にアストロズ先発カイケルからシーガーがスリーランHRを放つなど4点を奪う。2回にも追加点を加えて、6点をリード。先発パクストンは9安打を浴びながらも、1失点に抑える好投。マリナーズはこれでアストロズと2ゲーム差になった。


 

ドジャースvsパイレーツ

ドジャース先発ストリップリングの好投で、ドジャースが勝利。打線もピーダーソン、プイグ、ベリンジャーにHRが飛び出して得点を奪った。ストリップリングは今季先発として7試合に投げて防御率1.89と好調でチームを支えている。パイレーツは先発マスグローブが誤算だった。

ホワイトソックスvsツインズGame2

ダブルヘッダー2戦目はホワイトソックスが勝利。試合は初回にサンチェス、アンダーソン、エンヘルの3本のツーベースなど打線が繋がり、ホワイトソックスが4点を先制。4回にもサンチェスのこの日2本目となるツーベースで追加点を奪い先発ジオリトを援護。そのジオリトは6回を2失点にまとめて2試合連続のQSを達成。ツインズは序盤に6点を失って降板したリッテルが誤算となった。

 

マーリンズvsカージナルス

カージナルスは主力のモリーナとマルティネスが同日に復帰。2回にそのモリーナがタイムリーを放ち、カージナルスが先制。しかしマーリンズが3回にノーアウト満塁のチャンスを作り2点を奪い逆転。復帰戦のマルティネスは4回で降板。その後後を引き継いだのは元ヤクルトのギルメット。ギルメットはディートリックから4連打を浴びて3点を失い負け投手になった。マーリンズは6回にもリドルのHR等で追加点を重ねてリードを広げた。マーリンズは新人ブライアン・アンダーソンが3安打を記録して活躍した。

 

エンゼルスvsロイヤルズ

エンゼルスの先発ヒーニーが自身の27歳の誕生日に91安打完封勝利。打線が5回に挙げた虎の子の1点を守り抜いた。打線ではジャスティン・アプトンが猛打賞の活躍。アンドレルトン・シモンズが右足首を痛めて3回表でジェフリー・マーテと交代しています。シモンズはDL入りは回避できそうだが、松葉杖を使って歩いている状態とのこと。


 

ブレーブスvsパドレス

ブレーブスが昨日の大敗の鬱憤を晴らすように圧勝。特に主砲フリーマンは4安打スワンソンは3安打1HRなどチームの主軸の活躍が光った。スワンソンは今季6本目のHRとなり、昨年の本数に早くも並んだ。パドレスは先発ライルズが誤算。この試合では、パドレスファンの女性のビールにファールボールが入るシーンがあった。女性は勢いよくそのビールを飲み干して、観客の拍手を集めた。そのシーンを貼っておきます。


 

Dバックスvsジャイアンツ

ジャイアンツのエースバムガーナーが復帰&今季初登板。試合はDバックスがオーウィングスのツーベースなどで2点を先制。ジャイアンツはその後も追いつけず5連勝で止まった。Dバックスの主砲ゴールドシュミットは426日以来の猛打賞で勝利に貢献。バムガーナーは6回を投げて2失点3三振。アウトのうち13個がゴロアウトでした。

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どうもこんばんは、今日も一日のMLBを簡単に振り返りましょう。今回はドラフトもあったので、そっちを後半に振り返っています。ドラフト1日目の振り返りも読んでみてください。

 

それでは見ていきましょう。今日は5試合開催されましたが、うち2つがヤンキースとタイガースのダブルヘッダーでした。

(1)ヤンキースvsタイガースGame1

ヤンキースが投打でタイガースを圧倒。3回にグレイバー・トーレスのHRで追い付くと、4回にはグレッグ・バードとオースティン・ロマインのHRなどで6点を奪い、先発ルイス・セベリーノを援護。5月の最優秀新人トーレスは6月も好調をキープ。トーレスはこれで今季10HRとなり、あのミッキー・マントル以来の“ヤンキースの選手で22歳になるまでに10HR以上を記録した選手になりました。

セベリーノは82失点10三振の好投でエースの貫禄を見せた。タイガース打線は9回にヤンキースを攻め、クローザーアロルディス・チャップマンを引きずりだしたが敗れた。


 

(2)ヤンキースvsタイガースGame2

タイガースが接戦に勝利。同点の4回にタイガースはジェームズ・マッキャンとジェイマー・キャンデラリオの2Bで勝ち越し。その後もリードを奪い勝利を収めた。試合の内容以上に熱くなったのが、タイガース先発のマイク・ファイヤーズがジャンカルロ・スタントンに死球をぶつけた場面。球場は一触即発の雰囲気に包まれました。さらに続く対戦ではスタントンがファイヤーズからHRを放ちバット投げをしています。去年も乱闘騒ぎが起きたカードだけに、今後も険悪な雰囲気になることもあるでしょう。ヤンキースのアーロン・ジャッジは今日だけで2試合合計8三振を喫しています。


 

(3)ブレーブスvsパドレス

パドレスが圧勝。パドレスは5回に打線が爆発。コリー・スパンジェンバーグのスリーベース以降6打者連続出塁でブレーブスの2番手ルイス・ゴハラをノックアウト。先発クレイトン・リチャーズは73失点でここ6試合で5回目となる7イニング以上を投げてブルペンを助けています。ブレーブス先発フリオ・テヘランは右親指の打撲で降板。


 

(4)ロイヤルズvsエンゼルス

点の取り合いとなった試合は8回の裏にエンゼルスがマイク・トラウト、ジャスティン・アップトン、アルバート・プーホールスの3連打で勝ち越して勝利を収めた。エンゼルスではジェフリー・マーテも4安打と勝利に貢献。ロイヤルズでは、昨年のオフにエンゼルスからのオファーを断ったマイク・ムースタカスが2安打を放って意地を見せた。


 

(5)ダイヤモンドバックスvsジャイアンツ

ジャイアンツが大勝。ジャイアンツは2点を先制された4回裏にアンドリュー・マッカッチェンとブランドン・クロフォードの連続HRで追いつくと、アレン・ハンソンやバスター・ポージーのツーベースで一挙7点を挙げる。好リリーフを見せたピアース・ジョンソンが3勝目をゲット。HRを含む3安打を記録したパブロ・サンドバルの活躍も光った。ダイヤモンドバックスは調子を落としているザック・ゴドリーが誤算だった。

普段は毎日18時にMLBの全試合を振り返るDaily-MLB1日の振り返りを投稿しています。カテゴリーのDailyから過去のものが読み返せます。是非読んでみてください。

それでは後半は今日行われたMLBのドラフトを簡単に振り返ります。主に1巡目指名選手を対象に、チーム全体について言及したチームもいくつかあります。

2018
MLBドラフトの簡単な振り返り

タイガース:ケイシー・マイズ

ほぼ全てのモックドラフトで予想された通り順当な指名となった。上質な3球種+制球力の組み合わせは今回のドラフトで文句なしに最高の才能であり、プロデビューが楽しみ。

 

2ジャイアンツ:ジョーイ・バート:C

今回のドラフトで最高の捕手。守備力の高さ+大学で良くなった打席でのアプローチが光るバスター・ポージーの後継者候補。大学の先輩にはジェイソン・バリテックやマット・ウィーターズもいる。

 

3フィリーズ:アレク・ボウム:3B

2年前のドラフトでニック・センゼル(CIN)を指名しなかったフィリーズが、似たタイプのボウムを今年は指名。比較対象はクリス・ブライアントらで期待値は高い。噂されるマニー・マチャドのトレード話にどのような影響が出るのかも注目。

 

4ホワイトソックス:ニック・マドリガル:SS

体格が近いことからダスティン・ペドロイアらと比較される。コンタクト能力の高さが光る。ショートを守れるとの指摘もあり、ヨアン・モンカダとのコンビ形成に期待したい。

 

5レッズ:ジョナサン・インディア:3B

フロリダ大学からの今年1番指名となった。今季成績を大きく伸ばしているところは非常に高評価。チームの野手最高の有望株ニック・センゼルは2Bでのプレイも多くなっているので、ポジションの問題はクリアできるだろう。

 

6メッツ:ジャレッド・ケレニック:OF

今回のドラフトで初めての高校生の指名となった。メッツは外野の方がプロスペクトの方が少ないのでフィットするだろうし、マイケル・コンフォルトのようになればいいだろう。ウィスコンシン州出身選手では過去最高の全体6位指名となり、歴史を作った。

7パドレス:ライアン・ウェザーズ:LHP

リベラトーレ指名予想が目立ったが、結果はウェザーズに落ち着いた。ソリッドなタイプだが、契約金を浮かせる狙いもあったのではないかと予想。父親はMLB通算964試合登板のデビッド・ウェザーズ。

 

8ブレーブス:カーター・スチュワート:RHP

ブレーブスは実に4年連続でドラ1で投手を指名。速球とカーブの組み合わせが売りで、サードピッチを磨いていきたい。カーブの回転数は異常なレベルで、大成すればエースになれる存在で成長が楽しみ。

 

9アスレチックス:カイラー・マレー:OF

MLB公式36位で他媒体でも同じくらいの順位だった選手がまさかのオーバーピック。フットボールのクウォーターバックとしても期待されている選手で、身体能力の高さは折り紙つき。この秋もフットボールを続ける意向で、チームもOKを出す模様。

 

10パイレーツ:トラビス・スワゲッティ:OF

予想では高校生予想が多かったが、スワゲッティが残っていたこともあってか指名した。タイプ的にはブレット・ガードナーと同タイプの俊足巧打タイプのようで早期昇格もありそう。パイレーツは外野手が多いので、この夏にもトレードで整理する可能性もあるかもしれない。

 

11オリオールズ:グレイソン・ロドリゲス:RHP

テキサス州出身のハードボーラーでこの春に球速が伸びたことで、評価もあげてTOP10に迫った。スライダーの評価も高く、テキサス産の剛腕の系譜に名前を刻むような選手に成長することを期待。

 

12ブルージェイズ:ジョーダン・グロシャンズ:SS

批判が出そうなピックとなった。チームにはゲレーロJrとビシェッテJr他にも野手のプロスペクトが多く投手を指名すると予想されていて、しかもブレイディ・シンガーらが残っていたことを考慮すると予想外ではあった。グロシャンズはショートとして指名されたが、将来的には3B転向が濃厚と見られている。

 

13マーリンズ:コナー・スコット:OF

俊足が光る外野手だが、一応5ツール候補でもある。高校はブレーブスとアストロズのタッカー兄弟と同じ。守備の評価も高く肩も強い。マーリンズは今日指名の3人とも高校生で、狙いを絞っていた感じがありそこは評価が高いだろう。

 

14マリナーズ:ローガン・ギルバート:RHP

カレッジ予想が多くその通りになった。シンガーも残っていたが、ギルバートに行ったのは契約金の問題も大きいと予想。速球の球速の問題は気になるが、将来性は高い。今春は制球も良くなっている。大学の先輩にはコリー・クルーバーがいる。

 

15レンジャーズ:コール・ウィン:RHP

高校生らしからぬ洗練された感じと伸び代を併せ持つ。体格は立派で速球も90マイル台後半を記録することもある。変化球も評価は高く面白い存在。現在はカリフォルニア州の高校に通うが、元々はコロラド州の高校に通っていた。

 

16レイズ:マシュー・リベラトーレ:LHP

まさかのスリップ。MLB.comのマヨ氏もキャリス氏も予想は全体7位だった。高校生ながら4球種を操る完成度の高さが魅力。タイプ的にはパドレスのマッケンジー・ゴアなどが近いと思う。マイク・ソロカのような早期昇格もあるかもしれない。1日目に1番成功したチームだと言える。

 

17エンゼルス:ジョルディン・アダムス:OF

アスレチックな外野手でバスケットもプレイする。ジョー・アデルやヤーメイ・ジョーンズを指名したチームらしい身体能力高め選手の指名となった。UNCに進学する可能性も高いようだが、無事サインなるかが気になる。

 

 

18ロイヤルズ:ブレイディ・シンガー:RHP

MLB公式で全体2位と予想されていた選手がここまで残るとは、チーム関係者も驚いたのでは?というピック。投球フォームの問題を指摘する声も一部にはあるが、上限は高い。ロイヤルズはカレッジの投手を徹底的に集めて、かなり良いドラフトになっている。あとは全員と契約できるかの戦いになりそうな気がする。指名自体は最高クラスだった。

 

19カージナルス:ノーラン・ゴーマン:3B

今回のドラフトで最高のパワーヒッターであり、ハイシーリングな選手。3Bに残れないとの声もあるが、育てば非常に大きい存在。

 

20ツインズ:トレバー・ラーナク:OF

今年のリーグ戦でHRを量産している選手で、ボールの見極めもしっかり出来る。打つということに関しては文句なしの逸材だと思うし、優れたカレッジ打者が少なかった中では良い決断だったと思う。

 

21ブルワーズ:ブライス・テュラン:SS

スピードに秀でていて将来的にもショートに残れると期待されている。ブルワーズのエリアスカウトは昨年ドラ1のケストン・ヒウラとテュランで二遊間を守って欲しいとコメントしている。元MLB選手の父親はブルワーズから指名されたこともあるが、契約しなかった。

 

22ロッキーズ:ライアン・ロリソン:LHP

春のリーグ戦開幕前はTOP10の可能性も噂されていた。チェンジアップの質を良くすれば、十分MLBでも活躍できる選手のはずで良いピックだと思う。ロッキーズはカレッジの選手を多く指名したが、バランスの良いドラフトで個人的には高評価。

 

23ヤンキース:アンソニー・セイグラー:SHP/C

SHPの表記通り両投げ。さらに両打ち。基本的には捕手としてプレイするようで、育成期間は長くなるだろうがゲイリー・サンチェスを育てた組織だけに期待できそう。ヤンキースは全体61位指名も捕手を指名した。ちなみにかつてヤンキースは両投げのパット・ベンディティを指名している。

 

24カブス:ニコ・ホーナー:SS

この指名は驚いた。①カブスが投手を指名しなかったこと②スタンフォード大学の1番始めがホーナーだったことの2つがその理由。今日は4つの指名権を持っていたが、3つを野手に使った。浮かせた契約金で、クマー・ロッカーを狙ったりしていたらとても面白い。

 

25Dバックス:マット・マクレイン:SS

若干オーバーピックに見える。ただショートを育てるのが上手い組織という印象を持っているので、良い指名かもしれない。今日の指名権は全員野手につぎ込んでいる。

 

26レッドソックス:トリストン・カサス:3B

指名は3Bとしてのようだが、選手としては1B/DHになると思う。レッドソックス傘下にはジョシュ・オキミーもいるが、彼よりパワーはあるだろう。打撃専が活躍する伝統があるチームなので、フィットするはず。

 

27ナショナルズ:メイソン・デナバーグ:RHP
ナショナルズらしいピックで驚きは少ない。エースポテンシャルを持つ選手なので、大きく育てて欲しい。65位のティム・ケイトの指名は非常に良かった。

 

28アストロズ:セス・ビール:1B

打撃専の選手を指名したのは予想外だった。アストロズはマイナーでもデータ分析を持ち込んでいるそうで、MLBに上がる頃には全く違う選手になっているかも。

 

29インディアンス:ノア・ネイラー:C
指名権を多く持っていたこともあり、上手くやった印象はある。傘下にフランシスコ・メヒアはいるが、打てる捕手は何人いても困らない。選手のタイプ的にはネイラーはカルロス・サンタナみたいになるかも。イーサン・ハンキンスの指名にも成功していて成功ドラフトだろう。

 

30ドジャース:JT・ギン:RHP

ドラフト2巡目以降で欲しいチームも多かっただろうが、これは良いピックだと思う。99マイルに到達する剛腕は簡単に手に入らないし、ドジャースは高校生の育成が非常に上手い。選手チーム双方にとって最高の相手だと思う。

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今回はESPNBuster Oleny 氏によるOlney: What's behind the decline and fall of the stolen base?という記事を紹介したいと思います。

リンクはこちらから

(http://www.espn.com/blog/buster-olney/insider/post/_/id/18244/olney-whats-behind-the-decline-and-fall-of-the-stolen-base) 

この記事ではMLBにおける盗塁数の減少の理由について触れています。

今回の記事の前提にあるのは、現在のMLBでは盗塁数が減少傾向にあるということです。ここ30年間の1試合あたりの盗塁数の変化を見てみます。

1988 0.79 

1993 0.72

1998 0.68

2003 0.53

2008 0.58

2013 0.55

2018 0.50

となっていて減少傾向にあるのは明らかだと言えます。

それではその背景には何があるのでしょうか?オルニー記者の分析とともに見ていきましょう。

 

理由その1 現在はHRの時代

近年MLBではフライボールレボリューションなどの影響もあってHR数が増加傾向にあります。これが盗塁数の減少にも繋がっているようです。

 

打者がよりHRを狙うようになったことも盗塁減少に関係しているかもしれませんが、オルニー記者はもっと別の理由があると説明します。

それは、打席に入る打者は走者が盗塁を狙っているのが気になって打席で集中できないということです。走者が盗塁を狙わずにいれば、打者は投手との対戦に集中できるというわけです。

さらに仮に走者が盗塁に成功した場合、バッテリーはより打者に対して厳しい配球をするはずで打者はHRを打ちにくくなるとも言えます。

 

理由その2 故障のリスク

盗塁は常に故障と隣り合わせのプレイです。仮にチームの主力がそれほど大事でない場面で盗塁を狙い故障すれば、チームへのダメージは大きくなります。

 

つまり1つの盗塁で得られる得点のチャンスと故障のリスクを天秤にかけた場合に、リスクの方が大きいということになります。

 

理由その3 精度の高いリプレイ検証の導入

 

現在のMLBの試合ではいわゆるチャレンジ制度が導入されています。これにより、走者はわずかな隙に手をベースから離してもアウトになります。

 

つまり走者は昔のリプレイ検証が無かった頃と比べて、気を配らないといけないことが多くなりアウトになる可能性も高いのです。


 理由その4 盗塁成功率

 

アスレチックスのマネーボール以来現在のMLBはデータ分析がチームの意思決定において大事にされていて、それが盗塁にも影響しているようです。

オルニー記者によると、成功率が80%を割っている選手は盗塁しないように言われるとのことです。

 

例えば2014年に31盗塁を記録していた現在タイガースのレオニス・マーティンは昨年11回盗塁を狙い7回の成功に留まっていて今季は2盗塁しか記録していません。

 

理由その5 牽制の変化

 

投手が繰り返し走者を牽制するとブーイングが起こります。しかし投手が何度も牽制をするのは、走者をアウトにするためには合理的です。このようにしつこい牽制があることも、走者を走りにくくしているようです。

 

理由その6 投手のメカニクスの変化

投手が投球のデリバリーをより効率的な方法に変更していることも、盗塁の減少に関わっているようです。パドレスで今季デビューしたジョーイ・ルケッシも非常に牽制がうまいです。マイナー時代から牽制の極意のようなものを学んでいるのかもしれません。

 

理由その7 捕手像の変化

現在のMLBでは捕手に求められるものが変わっているとオルニー記者は指摘しています。かつては大柄でスピードのない選手が多いポジションでしたが、現在は守備重視で小柄で送球が上手い捕手が多いと指摘しています。

 

*感想

確かにMLBの試合を見ていても盗塁数の減少を感じる機会は多いです。その結果30-30といった概念も形骸化する日が来るかもしれません。これからは選手のスピードは盗塁数ではなく、守備に生かすためのものとして認識されることも多くなるのではないかと改めて感じました。

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どうもこんばんは。今日もMLBで行われた全試合を簡潔に振り返っていきましょう。昨日はモックドラフトの制作や急用があって投稿できませんでしたが、今日からまた再開です。

モックドラフトまだ読まれていない方はこちらからどうぞ。明日のドラフトのTOP30を予想していますよ。

(http://mlbyomimono.com/archives/9553455.html)

 

それでは進めましょう。

 

(1)カブスvsメッツ

カブスがメッツをスウィープ。試合はカブス先発のレスターとメッツ先発のマッツの投げ合いになります。特にレスターはメッツ打線を5回までノーヒットに抑えます。試合が動いたのは7回でした。ノーアウトランナー1塁3塁の時に、マッツの牽制の隙をついてカブスのバイエズがホームスティールに成功。これでカブスが先制。ゾブリストの犠牲フライで追加点を挙げたカブスが勝ちました。メッツは最近17イニング得点がありません。


 

(2)ブルージェイズvsタイガース

ブルージェイズが今月初勝利。ブルージェイズは先発のアーロン・サンチェスが好投。打線もジャスティン・スモークの先制HRや不振が続いていたランダル・グリチックの活躍で援護。スモークは3安打を記録した。タイガース先発のマイケル・フルマーは粘り切れず今季5敗目を喫した。

 

(3)ナショナルズvsブレーブス

ブレーブスが4連戦を勝ち越し。ナショナルズ先発のヘリクソンは1回にハムストリングを痛めて降板。3回にターナーのHRでナショナルズが逆転して試合は終盤へ。7回にブレーブスがスワンソンの一発で追いつくと9回にチャーリー・カルバーソンがサヨナラHRを放って劇的な幕切れとなりました。ブレーブス先発アニバル・サンチェスは72失点の好投で今季防御率は2.16. 昨年まで3年連続防御率4.99以上だった投手が復活しています。


 

(4)インディアンスvsツインズ

ツインズがサヨナラ勝ち。2回までにツインズが3点を先制。その後インディアンスが8回に追いつきましたが、9回にツインズのエディ・ロザリオが今日3本目となるサヨナラHRを放って試合を終わらせました。ロザリオは今日の3本で今季13号としています。敗れたインディアンスのエンカルナシオンが絶好調。最近7試合で5HRを放ちOPS1.485。ツインズのアディンソン・リードは3試合連続の失点を喫している。


 

(5)ブルワーズvsホワイトソックス

ホワイトソックスが逆転勝利。5回に先制されたホワイトソックスは6回裏にダニエル・パルカとアダム・エンヘルのHRで逆転勝ち。パルカのスウィングはかなり迫力があります。ホワイトソックスは中継ぎ陣が無失点リレーで勝利に貢献。ブルワーズは5MLB最高の防御率を記録した中継ぎ陣が打ち込まれた。


 

(6)アスレチックスvsロイヤルズ

アスレチックスが終盤にリードを奪い勝利。8回に3ランHRでダメ押ししたオルソンはこのシリーズ3本目のHRとなった。惜しくも負け投手となったジェイコブ・ジュニスはキャリア最多タイの9三振を記録した。アスレチックスのダスティン・ファウラーは猛打賞の活躍。

 

(7)パイレーツvsカージナルス

カージナルスの先発マイケル・ワカが8回まで無安打に抑える好投。打線はマーセル・オスーナの満塁HRで初回に4点を先制。ワカは9回にコリン・モランにヒットを打たれてジョーダン・ヒックスに交代。ヒックスは103マイルの速球で三振を奪い試合を締めています。

 

(8)ドジャースvsロッキーズ

ドジャースが2回までに5点のビハインドを背負いながら逆転勝ち。特に活躍が光ったのが昨年はMLBでのプレイがなかった苦労人マックス・マンシー。今日は2HRを放ちOPS.900に載せてきました。ドジャースはテイラーやプイグら主力の調子も上がっていて最近10試合を7勝3敗で乗り切り首位とのゲーム差はついに2.5.ロッキーズのクローザーウェイド・デービスが13失点で今季初の黒星が付いています。

 

(9)フィリーズvsジャイアンツ

ジャイアンツがフィリーズをスウィープ。ジャイアンツは6回にゴーキース・ヘルナンデスのヒットから5安打の連打で5点を奪い逆転。マッカッチェンは420日以来のHRを放った。フィリーズ先発のアリエタは3敗目を喫した。フィリーズはそのアリエタのHR1本のみの1得点にとどまった。

 

(10)レンジャーズvsエンゼルス

エンゼルスが序盤のリードを守りきり勝利を収めた。エンゼルス先発のタイラー・スキャッグスは6回無失点で今季4勝目。レンジャーズはノマー・マザーラが14HRを売って一矢を報いた。

 

(11)マーリンズvsダイヤモンドバックス

ダイヤモンドバックスが快勝。1番のダニエル・デスカルソが2打点をあげる活躍。マーリンズは4番手として登板したタイロン・ゲレーロが3失点と踏ん張れなかったのが響いて敗れた。

 

(12)レイズvsマリナーズ

レイズのブレイク・スネルとマリナーズのフェリックス・ヘルナンデスの投げ合いとなった試合。スネルは6回で12三振を奪った。試合は8回まで投げたヘルナンデスを援護するようにディー・ゴードンのタイムリーでマリナーズが逆転勝ち。マリナーズがアストロズを抜いて地区首位に躍り出た。

(13)レッズvsパドレス
パドレスが先発タイソン・ロスの好投とそのロスの代打ハンター・レンフローの満塁ホームランで勝利。レッズの先発ルイス・カスティーヨは満塁ホームランに泣く形となった。レッズではジョーイ・ボットが3安打の固め打ち。一方のパドレスもエリック・ホズマーが3安打で勝利に貢献。

(14)レッドソックスvsアストロズ
レッドソックスが圧勝。好調ミッチ・モアランドのHRで先制すると、アンドリュー・ベニンテンディにもHRが飛び出して追加点を奪った。先発のリック・ポーセロは強力アストロズ打線相手にQSを達成。一方のアストロズ先発チャーリー・モートンは今季初黒星。アストロズは地区首位陥落。明後日からはマリナーズとの直接対決がスタート。


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今回は現地月曜日日本時間の火曜日に開催されるドラフトの全体30位までのモックドラフトを作成しました。選手の特徴や指名予想の根拠等を書き綴りましたが、主観的な側面が強くなっているので参考程度に目を通してみてください。今年は情報チェックも遅く、来年はもっとしっかりとしたモックを作成したいなと思います。それではタイガースからです。


 1 デトロイト・タイガース

ケーシー・マイズ:RHP 

ほぼ全ての媒体がマイズを全体1位と予想している。速球、スライダー、スプリッターはいずれもプラスになれる球種で、制球力も今回のドラフトで最高なのでその評価も納得。プロ入り後結果を出せば、オフには全体TOP20のプロスペクトになれる存在。

 

2 サンフランシスコ・ジャイアンツ

ジョーイ・バート:C

今年はカレッジ野手の豊作年であり、バートはその中でも今年大きく評価を上げた選手。捕手の中では傑出した存在であり欲しいチームは多いはず。ジャイアンツはかつてバスター・ポージーを育て上げ黄金期を築いただけにバートでその再現を狙いたい。

 

フィラデルフィア・フィリーズ

アレク・ボウム:3B

長い再建期を経て今季は好調。マイナー傘下はシクスト・サンチェスを筆頭に投手は多いが、野手は少し薄い。ボウムとマドリガルで迷ったが、本来は2Bのスコット・キングリーと長期契約を結んだこともありボウムと予想した。

 

シカゴ・ホワイトソックス

ニック・マドリガル:2B

今季も苦戦しているが、マイナー組織の層の厚さはMLB屈指。マイケル・コペックやデーン・ダニングら投手が多いだけに野手を指名すると予想する。二遊間にはティム・アンダーソンとヨアン・モンカダがいるが、センターラインの選手はトレードチップとしても効果的だと思うので、マドリガルはフィットするはず。

 

シンシナティ・レッズ

マシュー・リベラトーレ:LHP

今季は地区で四強一弱の構図の弱を担っている。再建は長期化しそうなので、高校生を指名して長期的な再建の軸にしたい。リベラトーレは、上位先発になるポテンシャルがある一方で現時点でも十分に磨かれていて他の高校生投手よりリスクは低いはずだ。

 

6 ニューヨーク・メッツ

トラビス・スワゲッティ:OF

開幕直後は良かったが、最近は下降気味。マイナー組織も盤石ではなく、チームは転換期に差し掛かっているのかもしれない。チームは外野手のプロスペクトが少なく、既にある程度完成された外野手のスワゲッティはフィットすると思う。

 

サンディエゴ・パドレス

カーター・スチュワート:RHP

チームは今季も下位に低迷しているが、マイナー組織の評価は上々で近いうちに勝負モードに移行する可能性も十分。去年もマッケンジー・ゴアを指名したが今回もポテンシャルの高い高校生を指名する可能性は高いと予想する。スチュワートはカーブの評判がとてもいい選手で、しかも若干契約金を浮かせられるはず。フィル・ヒューズのトレードでドラフト全体74位指名権を得ていてそこに契約金を回すことも可能だろう。

 

アトランタ・ブレーブス

ジャレッド・ケレニック:OF

ブレーブスはドラフトで注目のチームの1つ。昨秋の騒動でチーム傘下のマイナー選手10名以上が他球団に移籍したことで、マイナー下層の選手層は薄くなった。そのために今回のドラフトでは、積極的に高校生を獲得してマイナー下層を強化すると予想する。傘下は野手より投手の方が充実しているので、ここは野手のケレニックを指名すると予想した。

 

オークランド・アスレチックス

ブレイディ・シンガー:RHP

今季はリリーバーを揃えたりと台風の目候補として挙げられたりもしたが、まだ完全に勝負モードに移行したとは言えない状態。ドラフトの指名選手を予想するのが難しいチームではあるが、この位置までシンガーが残っていれば彼を指名するのが一番良い選択になるだろう。大学の先輩であるAJ・パクと左右のダブルエースに成長してもおかしくない。

 

10 ピッツバーグ・パイレーツ

ライアン・ウェザーズ:LHP

投打の柱アンドリュー・マッカッチェンとゲリット・コールを放出して苦しむかと思われたが、予想以上に好成績を収めている。ドラフトでは高校生の指名予想が多く並んでいる。ウェザーズもソリッドなタイプで、高校生にしては完成度が高い印象を受ける。

 

11 ボルティモア・オリオールズ

ジョナサン・インディア:3B
今季は先発ローテーションを強化したが、打線が湿っていて低迷している。オフにマニー・マチャドがFAになることも合わせて時代の転換期を迎えつつある。マイナー組織も評価は低く再建には時間がかかるかもしれない。インディアは今季強豪フロリダ大学で成績を大きく向上させている。学年が上がるにつれて、適応しており、MLBでも活躍できる選手だと思う。実際にはTOP10以内に指名される公算が高い。

 

12 トロント・ブルージェイズ

ローガン・ギルバート:RHP

最近は調子が下降気味で、夏のトレード市場でも売りに回ると予想されている。マイナーにはブラディミール・ゲレーロJrとボー・ビシェットの他球団が羨む2人のプレミアプロスペクトが控えているが、投手のプロスペクトの層が薄いので、先発有望株を獲得したい。ギルバートは速球の球速が低下していたが、最近は戻ってきているそうでこの順位に見合う選手だと思う。

 

13 マイアミ・マーリンズ

ノーラン・ゴーマン:3B

チームのオーナーが変わり、オフにはチーム解体を実行していて今年のドラフトの指名選手を予想するのも難しい。マイナー組織の構築もこれからで、ポテンシャルの高い選手を指名して次代のジャンカルロ・スタントンを育てたい。ゴーマンは今回のドラフトで1番のパワーが売りで、スケールの大きな選手になれる存在。8位のブレーブス予想が多いので、現実的には13位まで残らない可能性も高い。

 

14 シアトル・マリナーズ

スティール・ウォーカー:OF
今季は好調を維持していて地区優勝は厳しいかもしれないが、十分にプレーオフ進出には狙える位置にいる。マイナー組織の層は薄く、戦力的にもここから2,3年以内に最低でもプレーオフに進出したい。それを考えると、ハイシーリングな選手よりもある程度完成度が高い大学生選手を獲得するのではないかと予想する。大学生で残っている選手からベストな選手を指名するのもアリだが、契約金を浮かせるために予想順位より低い選手を指名するのも面白いかもしれない。

 

15 テキサス・レンジャーズ

グレイソン・ロドリゲス:RHP

今季は故障者の続出もあって非常に苦しんでいる。マイナーに目を向けても中々状態が悪く、再びコンテンダーに戻るには時間が必要だろう。そう考えれば今回のドラフトでは将来のエース候補となるロドリゲスを指名するのは悪くない選択肢だと言える。ロドリゲスはテキサスの高校に通っている地元選手でもあり、この春に速球の球速が上がり一気に注目度が上がっている。

 

16 タンパペイ・レイズ

コナー・スコット:OF

今年は本格再建に踏み込んでいる。チーム全体では好調ではないが、ブレイク・スネルが活躍していてポジティブな要素も多い。マイナーにもブレント・ハニーウェルやアンソニー・バンダなど投手が多く数年後には投手王国を築いているかもしれない。スカウト部長が最近変わったこともあり今回のドラフトで誰を指名するのかは注目。予想では高校生の名前が多く見られている。スコットは5ツール候補生でポテンシャルは高い。

 

17 ロサンゼルス・エンゼルス

コール・ウィン:RHP

エンゼルスは昨年オフに野手を補強して、今季は優勝争いに参戦している。またマイナーにもケビン・マイタンが加わり少し層が厚くなったが、投手が不足している感は否めない。そのため今回のドラフトではMLBの先発投手陣がFAになるタイミングで、彼らに変わる先発投手を獲得したい。

 

18 カンザスシティ・ロイヤルズ

トリストン・カサス:1B

ワールドシリーズ制覇に貢献したロレンゾ・ケインやエリック・ホズマーが抜けていよいよ本格的に再建が始まった。ただしチームのマイナー組織は最低レベルで、再び強固なマイナー組織を構築するためには時間がかかるだろう。今回のドラフトではかつてのホズマーのような高校生を指名して再建の土台にしたいところだ。カサスは長打力も高くそれに該当する選手なので、彼を予想する。

 

19 セントルイス・カージナルス

ジャクソン・カウワー:RHP

マイケル・ワカやジャック・フラハティなど大学出身の投手を育て切るのがうまいイメージのあるチームで、カウワーはその系譜に続けると思う。サードピッチは磨く必要があるが、MLBで先発2、3番手を務められる存在になるだろう。

 

20 ミネソタ・ツインズ

ニック・シュネル:OF

この辺りから指名予想も難しくなる印象を受ける。ツインズはツールのバランスが良い選手を好むイメージがあり、シュネルはピッタリな気がする。シュネルはパワー面はまだまだだが、打撃センスや守備など全体的にまとまりがいい印象。

 

21 ミルウォーキー・ブリュワーズ

ノア・ネイラー:C

チームは現在絶好調。マイナー組織も30球団屈指でこれから数年は勝負モードが続くはず。そうなればトレードの駒にすることも考えて、ハイシーリングな高校生を確保するのが面白いのではないかと思う。ネイラーは強打の捕手に成長する可能性もあるし、捕手としては無理でも他のポジションに移れるだけの打力を身につける可能性もあると思うし予想する。

 

22 コロラド・ロッキーズ

イーサン・ハンキンス:RHP

非常に予想が難しかったピック。ハンキンスは故障が無ければ全体1位も狙えた逸材で、速球の球威は文句なし。時間をかけて変化球を磨けばエースになれる。本拠地の高地でも支配的な投球をする選手を見たいという希望込みで予想する。

 

23 ニューヨーク・ヤンキース

クマー・ロッカー:RHP

ここも非常に予想が難しいが、高校生の選手の使命予想が目立っている。ロッカーは筋肉質で変化球の磨き方次第だが、将来はルイス・セベリーノのようになってもおかしくないと思う。ただしヤンキースは近年ドラ1の選手が多くトレードに出されている。

 

24 シカゴ・カブス

シェーン・マクラナハン:LHP

速球は100マイルも記録するが、コントロールが悪く大きく予想順位を落としている。将来的には先発は厳しいような気もするが、リリーフとしてはジョシュ・ヘイダーのようなトップクラスに成長するかもしれない。

 

25 アリゾナ・ダイヤモンドバックス

ブライス・テュラング:SS

将来の正ショート候補。スピードが最大の武器だが、ずば抜けたツールがあるタイプではない。上手く成長すれば長年MLBのレギュラーを晴れるだろうが、控えの野手レベルで止まる可能性も十分にありそうな気がする。

 

26 ボストン・レッドソックス

ライアン・ロリソン:LHP

今季は去年より成績を落としていて、評価も下げている。タイプ的には先発2,3番手になるのが理想。ただし20番以内に指名されると予想しているモックも多く、今回の順位は低すぎるかもしれない。カーブが1番の武器だが、カーブを変化球のメインとして成功している先発投手がMLBに少ないのが個人的には引っかかる。

 

27 ワシントン・ナショナルズ

メイソン・デナバーグ:RHP

ナショナルズは故障している選手やサインが難しい選手を狙う傾向がある(去年のセス・ロメロも素行不良が目立っていた)。デナバーグはフットボールもプレイしていて、大学進学の目も十分考えられる。そこを考慮すると他球団が敬遠してナショナルズが指名する展開はありそうだと思う。

 

28 ヒューストン・アストロズ

パーカー・メドウズ:OF

兄はパイレーツのオースティン・メドウズ。ドラフト時にジョシュ・ハミルトンとも比較されてパワー面の期待も高かった兄と比べると弟はパワーはない。ただそれ以外は割と似ている気がする。この春に評価を大きく上げている選手。

 

29 クリーブランド・インディアンス

コール・ウィルコックス:RHP

MLB.comのランキングではハンキンスより上の選手。ハンキンスやロッカーと比較すると地味だが、ポテンシャルはエース級。持ち球は速球、スライダー、チェンンジアップ。

 

30 ロサンゼルス・ドジャース

ジェイムソン・ハンナ:OF

アスリートタイプで俊足の選手。センターに残れるはずで、守備も期待できる。ダラスパプティスト大学初のドラフト1位指名選手になってほしいとの期待も込めてドラフト1位の最後のピックとして予想する。

[加筆]

個人的に気になっている選手を数名紹介したいと思います。

①ティム・ケイト:LHP

角度があり打者から見えにくい速球とカーブ、チェンジアップを持ち球とする。特にカーブは今年のドラフトでも有数のレベル。身長の低さで将来性を疑問視されることもあるが、個人的にはそれは重要ではないと思う。

 

JT・ギン:RHP

豪速球が売り。この春には99マイルを計測したとも。カーブとチェンジアップも投げるが、将来性は高そうでドラフトでは2巡目前半で指名されるのではないかと予想。

 

③ナンダー・デ・セダス:SS

出身アカデミーが同じ大物にはあのフランシスコ・リンドーアもいる選手。同じショートでもあるので、リンドーアとは自然と比較されている。将来的にはスピード不足を理由に3Bの線もあるが、個人的にはショートして大成して欲しいと思う。

 

④セス・ビール:DH

今季は打撃不振で評価を下げているが、元々は評価が高かった選手。ただしスピードの評価が低いこともあって守備はあまり期待できなさそう。現状のMLBDH専門が少ないことを考えても、指名順位は結構低くなりそうな気がする。

 

⑤トリスタン・ベック:RHP

スタンフォード大学所属で昨年はヤンキースに指名された。速球派よりは技巧派だろうが、今季のリーグ戦でK/9BB/9も悪化しているので早めの指名は厳しいと思う。眼鏡をかけているが非常に似合っている。チームメイトのクリス・ブビックも上位指名候補。



*感想
以上TOP30の予想でした。本格的にモックを作成するのは初めてで大変でしたが、やりがいはありました。 とにかく火曜日の朝が今から楽しみです。

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今週末にヒューストンでは、レッドソックスとアストロズのシリーズが行われています。今回のシリーズでは、レッドソックスの監督としてアレックス・コーラがヒューストンに凱旋しています。

コーラは昨年アストロズのヘッドコーチとして、ワールドシリーズ制覇に貢献。その後シーズンオフにジョン・ファレルの後任としてレッドソックスの監督に招聘されました。

 

コーラがレッドソックスの監督に抜擢された理由として監督就任時に指摘されていたのが、選手とのコミュニケーション能力の高さとデータ分析への理解力の高さでした。コーラが率いるレッドソックスは実際に絶好調で、今日の日程を終えた段階で、3919敗で勝率はMLB1位を記録しています。

これには様々な要因があると思います。新加入のJD・マルチネスは開幕当初こそイマイチでしたが、その後は鬼のように打ちまくっていて19HRMLB1位です。

その一方でデビッド・プライスの復調やムッキー・ベッツがMVP級のシーズンを過ごしていることも大きいでしょう。そこで今回は好調レッドソックスに新監督コーラがもたらしている好影響を紹介したボストン・グローブの記事を紹介したいと思います。

 

例によって今回もニック・カファード記者の記事を紹介します。リンクはこちら。https://goo.gl/Vk1grd

 

アレックス・コーラが新監督に就任した時、彼はアストロズのチーム運営をレッドソックスに持ち込んだ。また彼は数人のレッドソックスの選手をアストロズの選手と比較して、レッドソックスの選手にアストロズの選手が実行している優れたやり方を実行するように願った。

 

例えば、ムッキー・ベッツはもっとジョージ・スプリンガーのようにプレイするべきだとコーラは考えていた。スプリンガーは初回の先頭打者として打席で積極的に振る舞い先頭打者HRを放つことで相手チームに大きな痛手を与えている。ベッツは今季実際に、カウント浅めから積極的に振っていき先頭打者HRも放っている、まさにコーラが望んだように。(ベッツは今季既に3本の先頭打者本塁打を記録している。たった2ヶ月で。)

 

さらにコーラはザンダー・ボガーツをカルロス・コレアと比較してボガーツはコレアと同じくらい攻撃的な選手になれると考えた。コーラはシーズンオフにボガーツと直接話して、ボガーツがもはや球界最高のショートを決める論争の中に含まれていないと彼に伝えた。コーラは彼にフランシスコ・リンドーアやコレアと同じレベルになれる選手だとも伝えた。ボガーツは今シーズンの活躍で、コーラのその言葉が間違いでなかったことを証明している。

 

コーラはアストロズで過ごした1年間で監督としての判断力や思考法を身につけたと語る。そして彼は昨年逆側のベンチで見ていたレッドソックスの選手とアストロズの選手との共通点を見出していた。

 

その1人がドリュー・ポメランツで、コーラは彼を初めて見たときにサイ・ヤング賞受賞経験もあるダラス・カイケルの存在を思い出していた。

カイケルはいつも私に、彼の投球デリバリーにとって後ろの足の使い方がどれだけ重要かを言っていた。それで今はポメランツに後ろの足の使い方を力説している。ポメランツも後ろの足の使い方で苦労しているからね。

 

他にもコーラはマーウィン・ゴンザレスをブロック・ホルトと比較していて、アンドリュー・ベニンテンディをジョシュ・レディックと比べている。またデータ分析を重視するやり方の側面でも、レッドソックスとアストロズを重ね合わせている。しかしレッドソックスがアストロズと一点だけ異なるのは、彼らがスカウト陣からの情報量も多いことだろう。(アストロズはよりデータ重視主義だ。) 

 

コーラは、ボガーツはさらにパワーを発揮すると信じていると語り、さらに彼はボガーツが単打ばかりで打率.330打つよりも.300でもっと長打を打つ方が良いと語っている。
(実際にボガーツは今季既にシーズンが開幕してから2ヶ月で8本のHRを放っている。彼が去年5月を終えた時点では2本しかHRを打っていませんでした。 )

 

 

*感想

今回の記事の冒頭でも触れたように、現在のレッドソックスは強力打線が売りです。新加入のJD・マルティネスだけでなくベッツやボガーツもそれに貢献しています。特にベッツは一昨年のMVP級のシーズンから昨年は少し成績を落としました。その彼が今年復活しているのは、コーラ監督からの助言があったんですね。さらにボガーツも成績を向上させている背景には、コーラ監督の言葉があったと言えるはずです。カイケルと比較された投手のポメランツは現在苦戦していますが、彼の復調にも期待したいですね。

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