MLBの読み物

大手サイトでは扱われにくいMLBの少しマニアックな情報を発信するサイトです。野球好きの方は気軽に立ち寄ってください。

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①アメリカ時間の527日インディアンスとアストロズはシリーズ最終戦を戦います。両チームの先発はそれぞれ、トレバー・バウアーとゲリット・コールです。今季はお互い好調で、オールスターゲーム出場も視野に入っていますが実は2人は大学時代に同じUCLAのチームメイトだったのです。
 

2人は2011年のドラフトで指名されますが、コールが全体1位でバウアーが全体3位に指名されています。今年のドラフトでも、フロリダ大学のブレイディ・シンガーとジャクソン・カワーがドラフト1巡目候補と言われています。しかし全体1位と3位が揃っていたUCLAには見劣りしてしまいます。
 

③コールとバウアーは投球スタイルや性格など共通点はほとんどありません。それどころか2人の大学時代の相性は悪かったそうです。しかし2人はUCLAを優勝させるという共通の目的を持っていました。しかし残念ながら、2人を擁したUCLAは大学No.1の座には届きませんでした。
 

④先日バウアーがTwitter上で不正をしている投手がたくさんいる旨の発言をしました。さらにそれがアストロズを意図しているのではと疑われています。それもあって今回は2人の対決だけでなく、バウアーvsアストロズの構図もあり目が離せません。


⑤そんなバウアーはシリーズ開幕前に、インタビュー(
https://bastian.mlblogs.com/were-intertwined-forever-trevor-bauer-talks-gerrit-cole-and-a-matchup-years-in-the-making-8763959728ea)を受けています。今回はその一部を抜粋して、紹介したいと思います。今回紹介する記事はバウアーが所属しているインディアンスのMLB.comのレポーターを務めるジョーダン・バスティアンさんが書いている記事です。バウアー自身もTwitter上で、いい記事だと紹介していました。




Q
「コールとあなた(バウアー)の間には様々なことがあったと言われています。日曜日に彼と投げ合うことを楽しみにしていますか?」

AUSATODAYが、僕達2人の関係について書いた記事を読んだよ。だけど現在僕とコールの間には、何の問題もないよ。

僕達はUCLA時代に、睨み合う関係だった。なぜなら大学1年の時に、コールが僕に"野球界にお前の未来は無い。"と言ってさらに僕の練習態度を侮辱したからだ。だけど今コールが成功している様子を見るのは、とてもクールだ。彼はとても努力していて、メカニクスや球種のレパートリーを変えたりしている。その結果彼は素晴らしい成功を収めているね。

僕達がそれぞれお互いのことをどう思っているにしても、僕とコールは永遠に切り離せない存在だと言えると思う。

同じ大学に所属していたチームメイトが、こんなに高順位で指名されている例を僕は他に知らない。僕らはUCLAの歴史的なチームの一員であり、歴史的なドラフトの一部なんだ。

彼が今季健康に過ごしていることも嬉しいね。彼がキャリアで、故障に苦しんできたことは僕も知っているから。誰かが怪我をしている様子を見るのは決して楽しくないからね。



Q
「メディアがコールとあなたの関係を、実際以上に悪く書いていると思いますか?」

A「今年コールとUCLAの卒業生の為の試合で色々な話をしたよ。とても楽しかったし、敵意なんて感じなかった。

だからメディアが実際以上に悪く書いているのは事実だと思う。面白おかしく書いた方が論争を呼び起こしやすくなるし、クリックされる回数も多くなるからね。

スポーツイラストレイテッド誌が、回転数に関しての僕のツイートをコールと僕との個人的な問題に結びつけようとしていたことは知っているよ。

(バウアーがそう指摘している記事は

①コールとバウアーの関係はとても悪い。

②コールがアストロズに移籍した今季、速球の回転数が多くなり好成績を残している。

以上からバウアーがコールに嫉妬したことが、バウアーがツイートしたと予想して文章を締めている。)

⑧実は2011年のUCLA野球チームの先発ローテーションには、現在インディアンスに所属しているアダム・プルツコが1年生ながら入っていました。今回のシリーズでは、同じUCLAの2011年の先発ローテーション3人が揃い踏みしたことになります。

⑨今回のインタビューは長く、バウアーとコールの関係にのみフォーカスを当てる形で抜粋して紹介しました。 プルツコとの関係などもバウアーは語っているので、時間のある方は読んでみてください。


Photo By Erik Drost

1日のMLBを振り返り、目立った試合について振り返ります。

ジャイアンツvsカブス

ジャイアンツのブランドン・ベルトが5回に決勝打を放ち、ジャイアンツが逆転勝ちを収めました。ベルトは現在ナ・リーグのOPSランキング堂々の1位になっています。昨年は脳震盪にも苦しみましたが、今季はオールスターゲーム選出も期待できそうです。ジャイアンツではショートのブランドン・クロフォードも好調で、5月のOPS1.183でチームを引っ張っています。
今日はエースのマディソン・バムガーナーもマイナーでのリハビリ登板で好投しており、今後が楽しみです。




ブルージェイズvsフィリーズ

アーロン・ノラの好投もありフィリーズが勝利を収めました。ノラは6.2回で10三振を奪う力投でしたが、惜しくも7回に追いつかれて勝利はつきませんでした。彼の後を受けたルーキーのセランソニー・ドミンゲスが嬉しいMLB初勝利をゲットしました。

ドミンゲスは9試合に登板してWHIP0.19と好調で、目が離せないルーキーの1人です。ドミンゲスは平均球速97.8マイルを記録している4シームが売りの右腕です。
今日の勝利で、フィリーズはブレーブスを抜き地区首位に立ちました。フィリーズが地区首位に立つのは、実に2011年以来だそうです。



 

ロイヤルズvsレンジャーズ

レンジャーズの先発コロンは45歳になってから初めての先発登板を迎えました。結果は73失点と上々の成績でしたが、勝ち星はつきませんでした。ちなみにコロンの今季63.1イニングはチーム1位で、まさに投手陣の大黒柱となっています。

試合は延長で、秋信守がサヨナラHRを打ってレンジャーズがサヨナラ勝ちです。秋信守はこれで通算176HRに到達して、松井秀喜さんを抜いてアジア生まれの選手として最多となりました。


 

ホワイトソックスvsタイガース

ホワイトソックスがHR攻勢で、逆転勝ちを収めました。特に光ったのが4打数4安打のホセ・アブレイユです。アブレイユは昨年もOPS.904と好成績で、デビューから安定した活躍を続けています。基本的に1B専門なこともあり評価は高くないですが、もっと評価されてもいい選手ですね。


メッツvsブルワーズ 

ブルワーズが大勝。投手以外先発全員安打で、17得点を挙げました。その中でも光ったのが、ショートのタイラー・サラディノです。
サラディノはシーズンが始まってからトレードでブルワーズに加わりました。ブルワーズは先日ショートのレギュラーだったオーランド・アルシアをマイナーに降格させています。長期的なレギュラーとして期待されているアルシアの出場機会を奪うほど、好調なサラディノの活躍がどこまで続くかは注目です。




オリオールズvsレイズ
レイズが2回までにあげた5点を守りきり勝利。レイズは今日も中継ぎ投手を先発起用していましたが、後を継いだアンソニー・バンダが6.11失点と好投しました。バンダはスティーブン・スーザとのトレードでオフにDバックスから移籍した選手で、将来像は先発23番手と見られています。今日のような好投を続けて、ローテーションの座を守りきって欲しいです。


ブレーブスvsレッドソックス
レッドソックスが試合中盤にリードを奪い、ブレーブス相手に2連勝を飾りました。今日はアンドリュー・ベニンテンディとミッチ・モアランドが打線を引っ張りました。投手陣では先発ドリュー・ポメランツが降板した後にナックルボーラーのスティーブン・ライトが好投したのが、チームを助けました。最近イマイチなポメランツと役割交代があるかもしれません。 


ナショナルズvsマーリンズ

ナショナルズがマーク・レイノルズの一発で勝利。レイノルズは今季27打数5HRとかなりのペースでHR量産中です。去年も30HRを記録していながら、まさかのマイナー契約となりましたがそれを見返す活躍です。ナショナルズはダニエル・マーフィーが今日リハビリでマイナーの試合に出場するなど、少しずつ戦力が整いつつある感じですね。フィリーズ、ブレーブス、メッツと合わせてナ・リーグ東地区を盛り上げて欲しいです。

パドレスvsドジャース
パドレスがドジャースに打ち勝ち、勝利を収めました。パドレスは新人王資格のあるクリスチャン・ビジャヌエバが好調で、今日も2HRを記録してナ・リーグHRランキング2位になっています。
若手が活躍する一方で、ベテラン捕手のAJ・エリスも2安打を放つ活躍でした。エリスはドジャース時代にクレイトン・カーショウの女房役として知られていました。そのカーショウは来週にも復帰できるかもしれないとの情報が出ています。


ツインズvsマリナーズ
マリナーズがマイク・ズニーノのサヨナラHRで貯金を11まで伸ばしました。ズニーノは低打率ですが、一発を打てる選手で今季の8HRは捕手としてはヤンキースのゲイリー・サンチェスに次いで2位タイです。マリナーズは今季好調で、勝率はアメリカンリーグ全体でも4位です。プレーオフ進出に期待したくなります。




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バックスvsアスレチックス
アスレチックスの先発ダニエル・メンデンが完封勝利。メンデンはいわゆる三振量産型ではないですが、頭脳的な投球が光ります。5月の防御率は1.07で月間MVPも狙える成績です。実は彼は大学時代に、アメリカ代表として来日経験があります。(ドラフトの同期にはナショナルズのトレア・ターナーやカブスのカイル・シュワーバーがいます。)

そんな彼だけに今年の日米野球で来日してくれたら面白いなと個人的には思っています。


レッズvsロッキーズ
レッズがシーソーゲームを制しました。打撃陣ではスクーター・ジェネットの5打数5安打が目を引きます。ジェネットは昨年才能が開花しました。今季も打率リーグ2位、OPSリーグ8位と絶好調で、チームで1番の打者となっています。今季はオールスターにも出場して欲しいなと思います。
 

エンゼルスvsヤンキース

マイク・トラウトが驚きの5打数5安打を記録して勝利に貢献。中身もHR2B×3と長打ばかりで、キャリアでも屈指の1日となりました。まだ5月ですが、既にfWAR4.0です。ちなみにトラウトは対ヤンキースのキャリアOPS1.058でこれはア・リーグのチーム相手では最高の数字で、ヤンキースを得意にしています。




以上今日行われた全15試合の振り返りでした。



 




今週ジャイアンツはヒューストンに遠征して、アストロズと対戦していました。残念ながらシリーズは2連敗で終えましたが、ジャイアンツの名物選手バスター・ポージーはヒューストンの癌センターを訪問して患者の子供達や最前線で戦っている研究者の方々と交流を深めたようです。

その様子が地元紙サンフランシスコクロニクルで紹介されていました(https://www.sfchronicle.com/giants/article/Giants-Buster-Posey-visits-kids-at-Houston-12939032.php?utm_campaign=twitter-premium&utm_source=CMS%20Sharing%20Button&utm_medium=social)ので、翻訳&まとめてみました。


Remy Koks11歳の男の子で、アストロズとホセ・アルトゥーベの大ファンだ。

Remyは現在アルトゥーベと同じくらいジャイアンツのバスター・ポージーも大好きだ。


ジャイアンツがヒューストンへ遠征していた時に、ポージーは妻のクリステンと共に、子供癌センターを訪問した。ポージー夫妻は子供の癌研究のために寄付を行なっているのだ。


ポージー「彼(アルトゥーベ)はとても良い選手だよ。君は野球をするのかい?どこのポジションを守っているの?」 

Remy「キャッチャーをするのが好きだね。」

ポージー「本当に?僕達は何度もワールドチャンピオンに輝いているんだよ。」

Remy「何回?」

ポージー「3回だ。」

Remy「凄いね。」 


ポージーは癌の研究施設も見学した。そして小児癌の研究と効果的な治療法の開発の最前線にいる有名なLeonid MetelitsaXin Xuの医師からも話を聞いた。


ポージーは現在V財団(https://www.jimmyv.org/)と協力しながら、癌研究をサポートしている。夫妻の友人の息子であるCannon Wiggins-彼はポージー夫妻の双子と同い年だ-は生後20カ月で神経芽細胞腫と診断された。神経芽細胞腫は小児癌の一種だ。


ポージーは口を使ったワクチンについて「子供達をそれほど苦しめず、副作用も少なくなるだろう。」と語っている。また「病院に来て、資金が効果的に使われていると分かって良かった。現場を見ることは特別だよ。」とも語っている。


ポージーは20164月以来、定期的に病院を訪れている。「癌や薬の痛みを抱えているにも関わらず、子供達が強く明るく生きていることに驚かされるよ。」と彼は語っている。

*ポージーの癌研究へのサポートは素晴らしいですね。病気の研究への寄付としては、先日亡くなったアスレチックスのスティーブン・ピスコッティの母が患っていた
筋萎縮性側索硬化症に対してカブスのダルビッシュ有選手とジョン・レスター選手が$10000を寄付したそうです。


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