ドジャースは初回にジョク・ピーダーソンの9号HRで先制に成功。ピーダーソンは6月8HRと絶好調。
しかしカブスが2回にクリス・ブライアントの2Bで2点を奪い逆転する。4回にはアンソニー・リゾにもタイムリーが飛び出して3点目。
その後1点を返したドジャースは9回にカイル・ファーマーの2Bで2点を奪い勝ち越す。
最後はクローザーのケンリー・ジャンセンが3者凡退に打ち取り、勝利を収めた。
(2) ドジャースvsカブスGame2
カブスの先発マイク・モンゴメリーは2回のノーアウト満塁のピンチを無失点で凌ぐなど6回1失点の好投。
6回に1点を先制されたカブスは、7回裏にカイル・シュワーバーの一発で追いつく。
延長10回のピンチを守り切ったカブスはその裏にアルバート・アルモーラのサヨナラヒットでサヨナラ勝ちを収めた。
For the W. #walkoff pic.twitter.com/vgSKjcAMl3
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(3)オリオールズvsナショナルズ
近隣地域に本拠地を置くライバル同士のシリーズがスタート。オリオールズはジェイス・ピーターソンの2試合連続HRとトレイ・マンシーニのHR等で5回までに4点をリード。
しかし5回にアダム・イートンのタイムリー、ブライス・ハーパーの2B等でナショナルズが同点に追い付く。
7回にはアンソニー・レンドンの2Bで逆転に成功。昨日移籍したケルビン・ヘレーラも早速登板。1回を無失点に抑えた。ナショナルズは当面は、ショーン・デューリトルを抑えとして起用していく方針でありヘレーラはその前を担う事になりそうだ。
オリオールズはルーキーのタナー・スコットが0.1回3失点と打ち込まれて負け投手となった。
(4)ブルワーズvsパイレーツ
ブルワーズは試合前にベテラン左腕のブーン・ローガンのDFAを発表。この試合の国歌斉唱はパイレーツのスティーブン・ブラウルトが担当。
試合は初回にブルワーズがヘスス・アギラールの14号2ランHRで先制。3回にもアギラールの2Bで追加点。アギラールは今日チームの全打点を叩き出す活躍。
パイレーツはスターリング・マーテのHRで反撃したが、及ばず。ピンチを凌いだブルワーズのジェレミー・ジェフレスは防御率が悪化したが、それでも0.76と好調をキープしている。また先発の新人フレディ・ペラルタが嬉しいキャリア2勝目。
(5)カージナルスvsフィリーズ
試合は5回までに両軍合計で4本のHRが飛び出してフィリーズがリード。
2点ビハインドで迎えた7回にカージナルスは、マット・カーペンターと妻の出産を見守ってアメリカに戻ってきたホセ・マルティネスの2Bで逆転に成功する。
8回にフィリーズのリス・ホスキンスがジョーダン・ヒックスから同点2Bを打って、試合を振り出しに戻す。
そして迎えた9回にマット・カーペンターが勝ち越しの1発を放ち、カージナルスが昨日のサヨナラ負けを帳消しにする勝利を収めた。
またこの試合でフィリーズの正遊撃手JP・クロフォードが左手を骨折して4週間から6週間の離脱が決定。
(6)タイガースvsレッズ
レッズは3回にジョーイ・ボットの満塁ホームランで先制。その後も3安打を記録したタッカー・バーンハートやアダム・デュバルの活躍で、9点をリード。
しかし9回にマウンドに上がったワンディ・ペラルタが大誤算。5者連続出塁を許して、1アウトも取れずに5失点。最後はディラン・フローロが火消しをした。タイガースでは、リードオフマンのレオニス・マーティンが猛打賞の活躍。今季最多5失点となった先発のマシュー・ボイドはボットの満塁弾に泣く形となった。
Joey Votto got *just* enough of it. #PapaSlam pic.twitter.com/ENIBo37iDB
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(7)メッツvsロッキーズ
同点で迎えた3回にロッキーズは、ノーラン・アレナド、トレバー・ストーリー、イアン・デズモンドの3者連続HRなどで6点を奪いメッツ先発のジェイソン・バルガスをノックアウト。その後メッツが追い上げて、9回にウェイド・デービスから2点を奪ったがロッキーズが逃げ切った。
デービスは6月7試合に登板して9失点防御率14.29と絶不振に陥っている。
You know what to do. pic.twitter.com/Ev5SLH8jUp
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(8)アスレチックスvsパドレス
試合は1点を追いかけるアスレチックスがパドレスのクローザーブラッド・ハンドからスティーブン・ピスコッティのHRで追い付く。
延長に入り、ジェド・ラウリーのHRで勝ち越したアスレチックスが勝利を収めた。
パドレスはあと勝利まで1球に迫ったが、追い付かれて敗れた。
(9)マーリンズvsジャイアンツ
初回にジャイアンツのデレク・ロドリゲスがマーリンズのルイス・ブリンソンに報復死球を当てる。さらに2回にマーリンズのダン・ストレイリーがバスター・ポージーに死球を当ててストレイリーとマッティングリー監督が退場となった。
試合は2回にゴーキース・ヘルナンデスのHRなどで、3点を奪ったジャイアンツが5回にも追加点を奪い勝利を収めている。
(10)マリナーズvsヤンキース
好調チーム同士の注目のシリーズがスタート。初回に1点ずつを奪い合うとその後は均衡が続く。
しかし4回にヤンキースがミゲル・アンデュハールとアーロン・ヒックスのHRで4点を挙げてリードを奪う。ヒックスは2試合連続のHRを記録している。
ヤンキースは8回にもグレイバー・トーレスのHRで追加点を奪い勝利。
好調を維持していたマリナーズのマルコ・ゴンザレスは今季最多の6失点で、4敗目を喫した。ヤンキースの先発ドミンゴ・ヘルマンは7.0回9三振無四球とキャリア最高の投球を披露して2勝目をゲット。
Wow, @TorresGleyber. #crushed pic.twitter.com/lu1Ujyp5Bt
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(11)ブレーブスvsブルージェイズ
ブレーブスの先発マイク・ソロカは地元カナダで初めての登板となった。2回表にブレーブスはヨハン・カマーゴのキャリア初満塁ホームランで先制。
その後も下位を打つ4人が合計で11安打を記録する活躍を見せて、合計11得点。先発のソロカはピリッとしなかったが、後を継いだ中継ぎ陣が無失点リレーを続けた。
ブルージェイズは昨年ブレーブスに所属していたハイメ・ガルシアが打ち込まれた。
Crush it, bat drop it. #PapaSlam pic.twitter.com/ah6QIbh8RX
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(12)ホワイトソックスvsインディアンス
インディアンスは2回にヨンダー・アロンソのタイムリー、ワイルドピッチ、フランシスコ・リンドーアのタイムリーで4点を奪い逆転。
その後も追加点を重ねて勝利。
先発のマイク・クレビンジャーは7.2回10三振の力投で6勝目。ホワイトソックスのカルロス・ロドンは復帰後2敗目となった。
(13)レンジャーズvsロイヤルズ
レンジャーズは2回にデリーノ・デシールズの2Bで2点を先制。3回にもロビンソン・チリノスのタイムリーなどで2点を追加してそのまま逃げ切った。
トレードも噂されているコール・ハメルズは7.0回1失点で4勝目。6月は防御率2.63と好投している。
ロイヤルズは打線が散発4安打に抑えられた。
(14)レッドソックスvsツインズ
両チームの先発はクリス・セールとホセ・ベリオスでエース対決となった。試合は5回まで両投手ともに無失点で6回に入る。
レッドソックスがラファエル・ディバースの12号HRで先制。しかしその裏に絶好調のエデュアルド・エスコバーが両リーグダントツの今季31本目の2Bで逆転。
8回にサンディ・レオンのタイムリーでレッドソックスが追い付くが、その裏にエスコバーの32本目の2Bが飛び出してツインズが再び勝ち越した。
エスコバーは最近15試合を.439/.475/.842/1.317と凄まじい活躍を続けている。
Esky at the plate. Not hard to guess what happens. #MNTwins pic.twitter.com/Vm0PjodHvh
— Minnesota Twins (@Twins) 2018年6月20日
(15)Dバックスvsエンゼルス
エンゼルスの先発投手はキャリア初先発のフェリックス・ペーニャ。初回に1点を失うが、4.0回まで投げて後をリリーフ陣に託した。
Dバックス1点リードで迎えた5回の裏に、エンゼルスは満塁のチャンスを作りマイク・トラウトのタイムリーと相手のエラーで3点を奪って逆転。
9回にDバックスはポール・ゴールドシュミットの16号HRで1点差に迫ったが、反撃もそこまで。
トラウトは意外にも5回のタイムリーが今季初の満塁の場面でのヒットとなった。
(16)レイズvsアストロズ
レイズ先発のブレイク・スネルとアストロズ先発のジャスティン・バーランダーの投手戦となった。スネルは7.0回1失点でバーランダーは6.2回1三振だった。試合は8回にウィルソン・ラモスのタイムリーでレイズが勝ち越し。
アストロズは9回にチャンスを作ったが、ジェイク・マリスニックが凡退して連勝が12で止まった。
バーランダーは今日10三振を記録したが、彼が10以上三振を奪った試合でアストロズは今季1試合も勝っていない。
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