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皆さんは様々な投手のGIFTwitterに投稿して、MLBの現役選手とも慕われている一般人を知っていますか?

その人の名前はロブ・フリードマン(Rob Friedman)と言います。Twitter上では,@PitchingNinjaを名乗っています。

 

フリードマン氏は昨年のシーズン初めに、MLB機構から申し立てを受けたTwitter社によって一度アカウントを凍結されています。

しかしその後現役選手のマーカス・ストローマン(TOR)やランス・マカラーズJr(HOU)、またMLB取材の記者ジェフ・パッサン氏(著書『豪腕』が有名です)の要請もあり凍結が解除されてツイートを再開しています。

 

現在は自身が作成するGIFMLBのロゴをつけるようになり、フォロワーも10万人を超えておりMLBの世界で一般人としては異常な数となっています。

 

フリードマン氏はアトランタ在住の弁護士であり、プロ野球を経験している訳でもありません。そんな彼が現役選手から支持されるまでになったきっかけは息子さんの存在がありました。息子さんが野球を始めて、彼に指導をしたいと思ったことで野球の勉強を真剣に始めたのです。

 

息子さんの指導のために身につけた野球の知識を還元するためにTwitterのアカウントを開設したとフリードマン氏はForbesの記事で語っています。

そんな彼が2019年にこの強力なコミュニティを生かして新たなプロジェクトFlatGroundを始めると発表しましたので、今回の記事ではそれを紹介していきます。

 

私がこのプロジェクトに関する記事を読んだ限りでは主に3つのメリットがありそうです。

以下順に説明していきます。

 

①プロを目指すアマチュア選手が、現役選手からアドバイスを得られる。

まずはアマチュア選手が動画を投稿します。それを見たプロ選手がアマチュア選手に助言を送ります(必ず貰えるのか等詳細はまだ分かりません)

実際にこのFlatGroundTwitterアカウント宛てに、全米のアマチュア選手やコーチ等が動画を送っています。またその動画に対してマカラーズやCJ・ウィルソン(LAA)が反応してアドバイスを送っています。以下のやり取りを見ればそれが分かると思います。

 

 

②スカウトやフロントオフィスの内部の人とも繋がり、埋もれている選手が発掘される可能性がある。

前述のようにフォロワー10万人を抱えているフリードマン氏の事はMLB各チームのフロントオフィスのスタッフも知っているはずで、選手達が投稿した動画で高評価を受ければプロ契約を結ぶ可能性もあります。

 

実際にMLBのチームから解雇されて、独立リーグでプレイしていた無名のテイラー・グルーバークリス・デューラ2人が2018年の秋にフリードマン氏の動画での紹介をきっかけにそれぞれレッズとブルワーズと契約に成功しました。(グルーバーは後にオリオールズに移籍)

詳細はこの記事にまとめられていますので、是非参考にしてください。

 

③最新の計測機器等を利用できる

現在の球界はハイテク機器が多数導入されています。アストロズに所属していた青木宣親選手が球場内のカメラの数に驚いた逸話は有名です。その最新の機器を用いて、様々なデータを集計・統計分析しています。

しかしそのような機器は値段が高額であるのも事実です。それらを導入できる家庭やチームは限られているのが現状でしょう。そこでこのプロジェクトのスポンサーになる企業や寄付金等を利用して、導入を進めていくようです。

 

アメリカではPerfect Game等のショーケースで選手が揃って自身の実力をアピールしています。しかしこのショーケースに行くためにも多額の資金が必要です。そのためこのハイテク機器等は主要都市等に設置して、少しでもアマチュア選手の負担を少なくするのが狙いだと言えます。

今回のプロジェクトの目標としてフリードマン氏は、安価あるいは無料でアマチュア選手がプロチームにアピールするために設備を提供する事を掲げています。

動画は、webサイトTwitterInstagramだけでなく現在開発中のアプリにも投稿できるシステムを作っていくようです。

 



勿論このサービスはアメリカ・カナダでの展開が中心になりそうですが、動画を送れば日本人の選手や監督に対しても助言を貰えると思います。この記事を読んだ日本人選手の方は送ってみるのもいいかもしれません(英語で送らないといけませんが)
Twitterアカウントを貼っておきますので、是非フォローしてみてください。


 

 

またこのことに関して本格的なニュースが入れば、加筆していく予定ですのでこまめに情報をチェックしてみてください。

(追伸1)
記事を公開してからTwitterでも告知を行い、その後FlatGroundさんからリプライを頂きました。質問したい事がありましたので、DMを送ってくださいとお願いしていくつかやりとりをしましたので報告します。

 

FlatGroundに協力しているMLBの選手の名前を具体的に教えてください。

現役・引退選手問わず複数の選手が協力してくれている。その中にはランス・マカラーズJrCJ・ウィルソンマーヴィン・フリーマン等も含まれています。

 

②日本人選手が動画を送る時に注意するべきことは何か?

ボールの速度を測るスピードガンを使用できる選手は、スピードガンを使って球速を表示してくれた方が指導をする側も非常に助かるので、可能な場合はスピードを表示してほしい。

 

③将来的にもサービスを無料で受ける事が出来るのか?

動画をFlatGroundに投稿してその動画を共有するサービスは無料で受けられます。大学のリクルーター(選手を探す人)やプロのスカウトもFlatGroundをフォローしていて常に新たな選手を探している。

④アプリの完成はいつ頃を予定しているか?

まだ分からないが、多分数ヶ月後になると思う。

 

FlatGroundの設立にMLBのチームは参画しているのか?

MLBのチームは参画していない。MLB機構も現状関わっていないが、MLB機構にも何らかの役割を担ってほしいと連絡してあり現在はその返答を待っている。

 

最後に日本の選手からのビデオが増えることを楽しみにしているとおっしゃっていました。

FlatGroundさん側は私のブログの読者の方からの質問にも回答するつもりとのことです。何か質問や問い合わせ等がある場合は私のTwitterアカウントに一言DMを送ってくださるとFlatGroundさんとお繋ぎします。
 

最後に参考のリンクを貼っておきます。
①Forbes https://www.forbes.com/sites/scottorgera/2019/01/04/pitching-ninja-rob-friedman-launches-flatground-to-help-pitchers-learn-and-be-seen/amp/ 
②SPORTTECHIE https://www.sporttechie.com/pitchingninja-launches-flatground-platform-to-educate-showcase-young-pitchers/ 

Photo By
Keith Allison