このページでは、MLBを理解する上で不可欠な用語の1つFAを紹介します。
MLB公式サイトの解説を中心に見ていきたいと思います。
①FAとは
FAは略語であり正式名称はフリーエージェントと呼ばれています(日本でもお馴染みですね)。FAになると選手は全球団との契約交渉を自由に行えます。
②FAになる方法2パターン
FAになる方法は2つあります。それぞれを見ていきます。
(1)サービスタイムが6年越えた場合
このパターンはサービスタイムのページで詳しく扱ったので参照ください。
(2)サービスタイムは6年に到達していないが、チームからリリースされた場合
チームからリリースされるというのは言い換えると、そのチームの組織全体から放り出される様子です。リリースについても別ページで扱っていますので参照ください。
こちらの場合気をつけないといけないことがあります。それはリリースされた選手が他球団と契約した場合も選手はサービスタイムを6年以上分貯めるかリリースされないとFAになれない点です。こちらについては字面では難しいので下に実例を示します。
③実例
トニー・シップ(アストロズ)は2014年5月にパドレスからリリースされます。彼はその時点でサービスタイムを4年以上5年分保有していました。リリース直後にシップはアストロズと契約。シーズン終了までアストロズでプレイしました。しかし彼のシーズン終了時点でサービスタイムは合計で6年に到達していませんでした。この状態では上記(2)のケースが適用されて彼はFAにならずに翌年もアストロズが彼の保有権を得ます。
参考リンク
Photo BY
Keith Allison
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