MLBの読み物

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2018年05月

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MLB
の一流投手たちは例外なく決め球を持っています。アンドリュー・ミラー(CLE)のスライダーやフェリックス・ヘルナンデス(SEA)のチェンジアップなどです。

 

彼らの投げるボールの精度や威力などは、我々ファンもよく知っています。最近では、TwitterRob Friedman(@PitchingNinja)さんが毎日MLBの一流投手たちの投球動画を上げています。この方は現役のMLB選手ともTwitterでやり取りするなど、認知度が非常に高い人でもあります。Twitterをやっている人であれば、フォローしておいて損はない存在だと思います。

 

話が脱線しましたが、今回はMLBの一流投手たちが自身の伝家の宝刀である変化球について説明している
 FanGraphsの記事を紹介したいと思います。

 

今回紹介するのはザック・ブリットン(BAL)、ブランドン・マッカーシー(ATL)、ペドロ・マルティネス(BOS)の3人です。まずはそれぞれの選手の経歴を簡単に紹介します。

 

①ザック・ブリットン

ブリットンは2003年にオリオールズに入団した選手。マイナーでは先発投手として期待されていました。実際に2013年まではMLBでの登板48試合のうち46が先発でした。しかし先発としては通用せず、リリーバーに転換されて才能が開花。2016年には69試合に登板して、防護率0.54を記録するなど球界屈指のリリーバーとなりました。今季は故障があってまだ登板がありません。1番の武器はシンカーで、今回はそのシンカーの誕生秘話などを語っています。

 

②ブランドン・マッカーシー

マッカーシーは2002年にホワイトソックスに入団したベテラン投手。その後はチームを渡り歩き、現在はブレーブスに所属しています。長身から投げおろすのが特徴です。また故障が多いことも特徴で、先発投手として30試合以上投げたシーズンはキャリアを通して1回だけです。彼は今回自身が上手く投げられないと語るチェンジアップについて語ります。彼もTwitterの更新頻度が多く、中身も面白いのでフォローしてもいいかもしれません。

 

③ペドロ・マルティネス

今回の1番の大物選手です。1999年には勝利数、三振数、防御率の投手三冠王も達成しています。通算219100敗防御率2.93 三振3154と望外の実績を誇ります。もちろん殿堂入りを果たしています。日本のファンには、松井秀喜さんと対決した2009年のワールドシリーズの対戦が印象に残っている方も多いと思います。今回は彼の伝家の宝刀チェンジアップの誕生秘話や何が他の投手とは違ったのかをかなり具体的に教えてくれます。

 

それではこの3人の話をみていきましょう。

まずはブリットンからです。ブリットンはシンカーについてです。

 

①ザック・ブリットン(シンカーについて)

 

2007年にマイナーリーグの投手コーチからカッターを教わった。しかし驚くべきことに、腕の動きの関係でそのボールは全くカットしなかったんだ!

それは真っ直ぐに落ちていった、まるでシンカーのように。

コーチからはそのボールを投げ続けろと言われた。

その教えに僕は忠実に従い、投げれば投げるほど感触が良くなっていっている。

 

他の選手達がカッターやカーブを投げるように、僕はシンカーを投げている。他の選手にシンカーの投げ方を教えても誰も出来なかった。

 

シンカーの握りを他の選手に教えることは上手くいかなかったけれど、ジェイク・アリエタ(PHI)にシンカーの握りを見せた時のことは鮮明に覚えている。アリエタは実際に少しシンカーを投げてくれた。

アリエタはそれ以降あの握りで投げていないけれど、彼があの握りでもシンカーを投げられたのは彼も腕の動きが小さいからだと思う。

 

コマンドの改善には取り組んできたが、シンカーの握り方を変えたことはない。他の投手はシンカーの沈みを意図的に変えようとしているが、僕は思いのままに投げている。

 

②ブランドン・マッカーシー(チェンジアップ)

 

チェンジアップはここ2年投げていない。キャリアの初期はベストピッチだったが、昔のように投げられなくなり投げなくなった。

 

2年前にザック・グレインキーのチェンジアップを真似ようとした。

分かった事は彼のボールは回転数が非常に少ない事だ。だから彼のチェンジアップは、落ち幅が大きい。

これはフェリックス・ヘルナンデス(SEA)も同じなんだけど、どうして彼らがあんな風に全力で投げながら回転数を抑えているのかが分からない。

 

グレインキーと同じように投げているが、私のチェンジアップは回転数が2400になってしまう。それ以外は全て同じだが、彼のチェンジアップのようには私のボールは落ちない。

 

どうして回転数を減らせないかを考えていると分かったのは、投手は皆投げ方が根本的に違うということだ。コリー・クルーバーの投げ方は他の人と全然違うから、彼のような境地には行けないんだ。

 

もう一つ投球を改善させる事を難しくしているのは、1つの球種のマスターには繰り返し投げる必要がある事だ。もし1万球投げれば、グレインキーのようなチェンジアップをマスターできると思う。しかし現実にはそんなに投げ込めないから習得は容易でないね。

 

③ペドロ・マルティネス(チェンジアップについて)

 

A-のコーチは俺のチェンジアップにはもっと動きが必要だと考えていた。そこで彼はサークルチェンジを勧めてくれた。彼は、俺にはサークルチェンジを投げるだけの指の柔らかさがあると説明してくれた。

 

彼は様々な事を教えてくれた。

・指の動かし方がチェンジアップの動きを作り出す

・チェンジアップの球速を落とす方法

・ボールをより真ん中で持つ事で、コマンドを身に付ける方法

 

握りは1度も変えていない。だが投球のメカニクスは変えていった。

歳を重ねて経験を積むにつれて、身体の動かし方をより理解できるようになる。そして投球角度をより改善することで、メカニクスを良くしていった。

 

俺は周りの連中より身体が柔らかかった。指の関節を自由に動かせたから、それが自分を際立たせる存在になっていた。

 

チェンジアップは速球の質が高ければ高いほど、良くなる。速球が良くないと、チェンジアップがどれだけ優れていても打たれてしまう。


 

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どうもこんばんは。

今日もMLB1日の試合の振り返りやっていきましょう。面白いな、いいなと思ったらTwitterRT等拡散もお願いします。ブログを始めて気がついたのですが、Twitterの影響力は思いの外大きいようです。

今日は試合を振り返る前にオールスター投票開始のニュースです。現地6月1日からオールスターゲームのファン投票が始まります。


このツイートに記載されている選手に投票できます。ここに書かれていなくても、名前を直接書くという投票方法もあります。注目の大谷翔平選手はDHでクレジットされています。個人的なオールスター投票も時間があれば書きたいと思います。

それでは今日の15試合を振り返りましょう。スタートです。 

 

(1)

ブルージェイズvsレッドソックス

レッドソックスがブルージェイズをスウィープ。レッドソックスは捕手をやりたくてトレード志願もしていたブレイク・スワイハートが今季初の1Bとして先発です。スーパーユーティリティの扱いです。そのスワイハートは2安打を記録しています。試合はJD・マルティネスの18HRなどで、レッドソックスが優位に進めました。9回の表にブルージェイズがマット・バーンズとブライアン・ジョンソンを攻め立てましたが、クレイグ・キンブレルが火消しをしてレッドソックスが勝ちました。レッドソックス先発エデュアルド・ロドリゲスは5月を防御率3.18と安定した数字。しっかりとローテを支えています。レッドソックスは次からアストロズとのシリーズです。


 

(2)

エンゼルスvsタイガース

エンゼルスの先発は大谷翔平。大谷は1回にニコ・グッドラムにタイムリーを打たれて先制を許す。しかし3回にアルバート・プーホルスがタイムリーを放ちエンゼルスが追いつく。

6回表に雨で中断したこともあり大谷は5回でマウンドを降りた。試合は大谷の後に投入されたキャム・ベドロージャンが誤算となり4失点。そのままエンゼルスは敗れた。タイガースは3安打を記録したニコラス・カステヤノスの活躍が光った。

 

(3)

ツインズvsロイヤルズ

ロイヤルズが序盤に奪った大量のリードを守りきった。特に活躍が光ったのは4安打のホルヘ・ソレール。またマイク・ムースタカスのHRの打球角度は46度を記録したが、これは今季最高とのこと。またハンター・ドージャーはキャリア初HRを記録。ボールをファンから返してもらい、お礼にバットとボールを渡したそうです。ツインズはルーキーフェルナンド・ロメロが打ち込まれた。


 

(4)

ナショナルズvsオリオールズ

ブライス・ハーパーとマックス・シャーザーの活躍で、ナショナルズが勝利。ハーパーは両リーグ最多に並ぶ18HRを記録。シャーザーは812三振。オリオールズはMLB公式プロスペクトランキングチーム内16位のデビッド・ヘスの好投が光った。ナショナルズはこれで地区首位に躍り出た。


 

(5)

メッツvsブレーブス

メッツがシリーズ勝ち越しを阻止。打線ではエイドリアン・ゴンザレスとブランドン・ニモが全打点を叩き出した。先発バルガスは6回無失点で試合を作った。また8回にはピンチをアーメド・ロザリオのスーパープレイが救った。ブレーブスは打線が5安打と沈黙した。


 

(6)

カブスvsパイレーツ

パイレーツがジョー・マスグローブの活躍で勝利。マスグローブは71失点で2試合連続のHQS達成。打線も同じトレードで加わったコリン・モランが3安打と活躍。カブスではジェイソン・ヘイワードが3安打。また軽い乱闘騒ぎがありました。先日も少しトラブルがありましたが、大事にはなりませんでした。

 

(7)

アストロズvsヤンキース

ヤンキースがルイス・セベリーノの活躍で勝利。打線は5回にゲイリー・サンチェスのタイムリーで勝ち越しに成功。セベリーノは711三振。アストロズでは、マックス・スタッシがHRを含む2安打3打点を挙げた。


 

(8)

ホワイトソックスvsインディアンス

インディアンスがスウィープ。エースのコリー・クルーバーは6回で10三振を奪った。打線は3回までに7点を挙げています。特に活躍したのがエドウィン・エンカルナシオン。今日もHRを記録して、最近7試合は打率.400超えと絶好調。

 

(9)

カージナルスvsブルワーズ

カージナルスの先発はアレックス・レイエス。トミージョン手術からの復帰となったが、今日は4回でマウンドを降りた。7回にカージナルスが逆転。しかしその裏にブルワーズが、不振で降格していたオーランド・アルシアのヒットで勝ち越し。そのまま勝利した。カージナルスは9回にブルワーズを攻め、クローザーのクネーベルを引っ張り出したが一歩及ばず。

 

(10)

レッズvs Dバックス

レッズがHR攻勢でDバックスを逆転。3回までに4点を奪われたが、アダム・デュバルの満塁弾とスコット・シェブラーの2ランHRで逆転。Dバックスは捕手のJR・マーフィーが今季7本目のHRを記録するなど好調をキープしている。

 

(11)

ジャイアンツvsロッキーズ

ジャイアンツがベテラン野手の活躍で逆転勝ち。試合は1回にロッキーズがアレナドの3ランHRで先制。その後ジャイアンツが同点に追いつき、5回にエバン・ロンゴリアの3Bとブランドン・クロフォードのタイムリーで逆転。またレイエス・モロンタ以降無失点のリリーフ陣の活躍も光った。

 

(12)

レイズvsアスレチックス

レイズ先発のネイサン・イオバルディは2016810日以来のMLBでの登板となった。そのイオバルディは6回まで無安打無失点と最高の投球。打線もロブ・レフスナイダーの3ランHRなどで、イオバルディを助けた。アスレチックスは最終的に1安打に抑えられた。


 

(13)

マーリンズvsパドレス

マーリンズがスターリン・カストロのHRで先制。試合はそのまま進んだが、ハンター・レンフローのタイムリーで、9回にパドレスがサヨナラ勝ち。パドレスのフランミル・レイエスは2試合連続のHRを記録。 マーリンズのクローザージーグラーは今季5敗目を喫した。


 

(14)

フィリーズvsドジャース

ドジャースが完勝。先発のロス・ストリップリングは71失点で9三振を奪った。打線ではマット・ケンプが2安打4打点で勝利に貢献。またドジャースはいよいよ明日エースのクレイトン・カーショーが復帰します。

 

(15)

レンジャーズvsマリナーズ

レンジャーズがマリナーズに連勝。マリナーズが先制してリードを広げたが、7回にノマー・マザーラとロビンソン・チリノスのタイムリーでレンジャーズが逆転。マリナーズは9回に1点を返したが、一歩及ばず。

最後までお読み頂きありがとうございました。

TwitterでもMLBに関する情報を発信しているので、良ければフォローしてみてください。




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MLB
では今季も将来有望な新人が多く出現しています。

先週の週間MVPを受賞したヤンキースのグレイバー・トーレスや好調ブレーブスを引っ張るロナルド・アクーニャJrなどです。その他にも4月に1試合3HRを記録したクリステャン・ビジャヌエバ(パドレス)やパイレーツの野手で最高のプロスペクトであるオースティン・メドウズもそこに当てはまります。

 

アクーニャはMLBのプロスペクトを評価する様々な媒体で、TOP3に位置づけられていた選手であり、その活躍には驚きは少ないですが、その他の選手の活躍には少し驚かされます。

特に気になるのがHR数の多さです。まずはトーレスから見ていきましょう。トーレスは今季既に31試合で9HRを記録しています。しかし彼はマイナー時代からHRが特別多いわけではなくて、キャリア最高は2016年に記録したA+での11HRです。それも合計125試合で達成しているので、MLBでのHR量産が異常だとわかります。

さらにパイレーツのメドウズも今季AAA32試合に出場して1HRなのに対して、MLBでは10試合で3HRを打っています。

 

ここで疑問に思うのは、MLBの公式球はマイナーの公式球より飛びやすいのではないかということです。そこで今日はFangraphsに掲載されていた記事を引用したいと思います。この記事では、昨年MLBAAA両方で登板した投手たちにMLBとマイナーのボールの違いについて尋ねています。

 

記事のリンク先はこちら(https://www.fangraphs.com/blogs/four-perspectives-how-do-mlb-and-milb-balls-differ/)です

以下では全文を紹介しているわけではないので、是非元の記事を読むことを推奨します。それでは見ていきます。

 

まずMLBとマイナーリーグのボールに関して分かっていることは以下の通り。

MLBのボールはコスタリカ製だが、マイナーリーグのボールは中国製。

MLBのボールの方がお金はかかっている。

・皮の違いなど材質が違う。

MLBの選手がリハビリの為にマイナーリーグでプレイする時は、MLB公式球の使用が認められている。

 

今回ボールの違いの取材に答えた選手達の経歴をまとめておきます。

1人目はヤンキースのベン・ヘラー(RHP)です。ヘラーは2013年にインディアンスに入団。その後アンドリュー・ミラーとのトレードでヤンキースに移籍しています。今季は60DLに入っています。

2人目は同じヤンキースのジョナサン・ホルダー(RHP)です。ホルダーは2014年ドラフトでヤンキースに入団した生え抜きの選手です。今季は15試合に登板して防御率3.31を記録しています。

3人目はエンゼルス所属のブレイク・パーカーです。パーカーは2006年にプロ入りして4球団を渡り歩いていてマイナー経験も長い選手です。

4人目はパドレスのカービー・イェーツです。イェーツは2005年にプロ入りしてトミージョン手術の経験もあります。昨年はエンゼルスで開幕しましたが1試合投げただけでDFAされました。その後にパドレスに移籍して才能が開花しました。スプリッターが売りの選手です。


 

それではインタビューを見ていきます。

まずは

[ボールの形と感じ方の違いについて]です。

①ヘラー

MLB公式球の方が少しだけ硬いように感じる。そして滑りやすいように感じる。だから水分を含ませるようにしている。

 

②ホルダー

MLB公式球の方が縫い目が少ない。それに滑りやすい。だから握りにくい。だけどボールの違いをそんなに気にしているわけではない。例えば、大学野球で使用するボールはプロのボールと全然違う。彼らは最近ボールを変えたが、僕が在学中のボールは縫い目が非常に多くボールがあまり動かなかった。

 

③イェーツ

MLB公式球の方が、縫い目が少ない。そして少しきつい。いつもそんな感じだからそれに慣れてしまったよ。だからMLBに昇格あるいはマイナーに降格となっても、すぐに適応出来るようになった。

 

次に

[ボールの動きの違い]

①ヘラー

MLBでの方が速球の動きが大きい。スライダーはMLBでは動きが小さいと感じるね。縫い目が大きいマイナーリーグのボールはスライダーに下方向への動きを与えていた。

 

②ホルダー

少しだけ違う気がする。MLBの方が少し動くかもしれない。シンカーボーラーならMLBの方が良いと思う。

 

③パーカー

沈む系のボールはMLBの方が変化量が大きくなる。またカッターやハードスライダーもMLB公式球の方が変化量が大きくなっている。

 

④イェーツ

MLBとマイナーで違いがあるとは思えないな。本当に分からない。例えばMLBAAAで、MLBの方でスライダーが良いボールになるってことは無い。

 

最後は

[ボールの飛び方]です。

①ヘラー

MLBの方が、ボールが飛んでいると感じる。しかしMLBではボールがよく飛ぶのは日常茶飯事だから、それがボールの影響かどうかはわからない。MLBでは打撃練習中に、簡単に僕の頭を超える打球が飛んでいくんだ。

 

②ホルダー

MLBの方が飛ぶかもしれない。周りの選手達が飛ぶと言っているのを聞いたことはある。ただ僕はMLBでのキャリアが長くないから気付いていない。

 

③パーカー

ボールはMLBの方が飛ぶように思える。ただし風の影響やスタジアムの影響も大きい。そして打者の質もトップ中のトップが集まっている。彼らは簡単にボールを遠くに飛ばしている。だがやはりMLB公式球の方がよく飛ぶと思う。

④イェーツ

ボールはMLBの方が飛ぶと思う。AAAでは打たれたと思ってもアウトになったが、MLBではHRになる。確かに打者の実力も高いが、よく飛ぶような気がする。いずれにせよボールは全然違うよ。

 

*感想

やはりMLB公式球とマイナーリーグのボールは異なっているようです。最後に触れたボールの飛び方の項目は特に興味深いです。実際にボールはよく飛んでいるが、投手の視点で見ると打者のレベルが高いことも大きく影響していると分析しています。今後もトーレスやメドウズがこのペースでHRを量産できるかも含めて、このボールの違いは覚えておきたいなと感じました。
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どうもこんばんは。今日は更新時間が遅くなりました。申し訳ないです。記事の更新時間については、Twitterの方で連絡していますのでそちらもチェックしてみてください。
それでは5月29日の全15試合を振り返っていきましょう。


カージナルスvsブルワーズ 

カージナルスが2回に奪った4点を守りきり、勝利を収めました。カージナルスはハリソン・ベイダーのHRで先制。ベイダーはカージナルス期待の若手で、最近15試合はOPS.969の好成績。気になるのはその15試合で四球が0で打率と出塁率が全く同じ所。

カージナルスはその後も追加点を挙げて、先発マイケル・ワカをサポート。最後は怪物ルーキーのジョーダン・ヒックスが2回で4三振を奪いゲームセット。ブルワーズは3安打と強力打線が沈黙した。


 

ブルージェイズvsレッドソックス

レッドソックスが先発全員安打を達成してブルージェイズを破った。初回に好調ミッチ・モアランドとJD・マルチネスがタイムリーを放ち先制。打撃不振だったサンディ・レオンがHRを含む3安打を記録して、最近復帰したダスティン・ペドロイアも今季初安打で勝利に貢献。ブルージェイズ先発マルコ・エストラーダは3.24失点で負け投手となり5月は勝利を挙げられなかった。

 

ホワイトソックスvsインディアンス

試合は地区首位インディアンスが常に試合を優位に進めて4連勝を飾っています。1回にホゼ・ラミレスの2Bなどで先制すると、その後も追加点を重ねた。今日も3安打を記録したマイケル・ブラントリーは打率.343OPS.953と絶好調。インディアンス先発マイク・クレビンジャーは6.2回を1失点に抑える好投。一方ホワイトソックス先発ルーカス・ジオリトは防御率両リーグ最下位を脱せなかった。

 

エンゼルスvsタイガース

エンゼルスがタイガース先発のエースマイケル・フルマーをノックアウト。特に古巣対決となったイアン・キンズラーは4打席全てで出塁。試合は2回にエンゼルスがキンズラーの3ランHRなどで4点を奪う。8回にはルイス・バルブエナとマーティン・マルドナードにも一発が生まれる。タイガースでは、チームのHRリーダージェイメー・キャンデラリオが8本目のHRを記録しています。

 

ナショナルズvsオリオールズ

ナショナルズが打線の活躍と先発投手ジェイミー・ヘリクソンの活躍で勝利を収めた。ナショナルズは1回に主砲ブライス・ハーパーの17HRで先制。その後も追加点をあげた。若干19歳のホアン・ソトは3打数3安打と今日も素晴らしい活躍を見せている。またナショナルズ先発ジェレミー・ヘリクソンは5回を無失点の好投。これで5月の防御率は1.30と地味ながらナショナルズのローテーションを支えている。オリオールズでは、ハーパーとドラフトで同期のマニー・マチャドが16HRを記録した。


 

カブスvsパイレーツ

序盤にリードを奪われたカブスが見事に逆転勝ちを収めた。パイレーツは初回に上位打線が機能して、カブス先発ジョン・レスターから2点を奪った。しかしカブスは徐々に差を縮めて7回に逆転に成功した。カブスでは、ジェイソン・ヘイワードが3安打と活躍して、投手のジョン・レスターもタイムリーを含む2安打を放っている。パイレーツはマイケル・フェリースが誤算になった。フェリースは過去7試合の防御率が13.50となっている。

 

アストロズvsヤンキース

強豪同士のシリーズの第2戦。アストロズがヤンキース先発のCC・サバシアから5回までに5点を奪い、試合を有利に進める。さらにアストロズ先発チャーリー・モートンが6回までに10三振を奪いこのまま逃げ切るかに思われた。しかし、ヤンキースが9回にブレット・ガードナーのHRで試合を振り出しにもどす。ガードナーはこの日4安打3打点と大活躍を見せた。そして延長10回に先週の週間MVPグレイバー・トーレスがサヨナラヒットを放ち、ヤンキースが勝利を収めた。


 

メッツvsブレーブス

ブレーブスはDLから復帰したアニバル・サンチェスが先発するが、アズドデューバル・カブレーラの一発などで4回までに4点を奪われる厳しいピッチング。その後を継いだマット・ウィスラーもリード広げられて敗色濃厚になる。しかし8回にエンダー・インシアーテの3Bで同点に追いつく。9回の表のメッツの攻撃でピンチを迎えたが凌ぎきる。そしてその裏にヨハン・カマーゴがライナー性のサヨナラHRを放ち、劇的な幕切れを迎えた。メッツはこれで再び勝率5割になってしまった。エースのノア・シンダーガードもDL入りして、正念場を迎えている。


 

ツインズvsロイヤルズ

同地区同士の対戦は延長14回までもつれる試合となった。ツインズが3回にミゲル・サノーのタイムリーで先制に成功。しかし8回にロイヤルズが、追いついた。その後は長い試合になったが、14回裏にアルシデス・エスコバーのサヨナラHRでロイヤルズが勝利した。4イニングを投げたスコット・バーローに勝ち星がついた。


 

レッズvs Dバックス

レッズが初回に先制したが、Dバックスがダニエル・デスカルソの2ランHRで追いつく。その後も追加点を挙げたDバックスが見事に勝利を収めた。MLB生活9年間でOPS.700以下だった年が6年あるデスカルソは今季のOPS.848としている。この勢いが続けば、間違いなくキャリアイヤーになりそうだ。

 

ジャイアンツvsロッキーズ

ロッキーズ打線が爆発。初回からトレバー・ストーリーの3Bが飛び出すなど、先発全員安打かつ先発選手6人に打点がついた。ジャイアンツ打線も12安打を放ったがこちらは4点止まりだった。ロッキーズ先発カイル・フリーランドは3失点にまとめて試合を作った。ジャイアンツでは伝説の捕手の息子であるイバン・ロドリゲスの息子デレク・ロドリゲスがデビュー。3.14失点(自責は1)4三振の内容だった。


 

レンジャーズvsマリナーズ

序盤にマリナーズが試合をリードしたが、ワイルドピッチとパスボールがあり6回にレンジャーズが3点を奪い追いつく。その後マリナーズが8回に追いつくが、9回にクローザーのエドウィン・ディアスが決勝打を浴びてマリナーズが破れた。レンジャーズの新人ロナルド・グスマンが4打数4安打の固め打ちを見せた。

 

フィリーズvsドジャース

フィリーズが投打でドジャースを圧倒。打線では2回にニック・ウィリアムズの先制HR、オデュベル・ヘレーラの2点タイムリーで3点を奪う。その後も追加点を重ねた。また1番のセザー・ヘルナンデスが5打席全てで出塁している。ドジャースは先発前田健太が臀部に痛みを訴えて2回途中で降板。打線もフィリーズ先発ジェイク・アリエタに抑えられた。

 

レイズvsアスレチックス

レイズがHR攻勢で勝利。CJ・クロンはチーム最多の12HRを記録した。さらにウィルソン・ラモスとダニエル・ロバートソンにも一発が飛び出した。先発投手のブレイク・スネルは5.2回で7三振を奪うなど今日も好投を見せた。最後は2点を失ったが、セルジオ・ロモが試合を締めた。ロモは今季初セーブ。

 

マーリンズvsパドレス

パドレスがエリック・ホズマーらの活躍で1回に3点を先制。しかし6回にマーリンズが逆転。その裏の攻撃でパドレスのフランミル・レイエスがHRを放ち、パドレスが再逆転。その後8回にもクリスチャン・ビジャヌエバのタイムリーなどで、リードを広げた。


 

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2017
529日のナショナルズvsジャイアンツの試合で大乱闘がありました。ジャイアンツのハンター・ストリックランドがナショナルズのブライス・ハーパーに死球をぶつけて、ハーパーがそれに激昂して乱闘が起こりました。

今回はUSATODAYのボブ・ナイチンゲール記者が事故の関係者に事件後について取材しまとめた記事がありましたので,こちらを引用しながらこの乱闘を振り返りたいと思います。


今回フォーカスを当てる選手は当事者のブライス・ハーパーとハンター・ストリックランド、そして引退に追い込まれたマイケル・モースとモースと激突したジェフ・サマージャの4名です。



 


特に今回の記事で焦点を当てられているのが、この事件の結果現役引退に追い込まれたマイケル・モースです。モースは現役引退後ナショナルズの試合前分析を担うパートタイムのアナリストして生活しているそうです。実はモースは2016年シーズンを持って現役を引退しようとしていたが、GMのボビー・エバンスに引き止められて、2017年もプレイしていたそうです。だから彼自身もいつまで自分が現役で居られるかに関して、確固たる答えを持っていなかったと言います。


「あんな形で現役最後の試合を終えるなんて皮肉なもんだよね、だけどあの場面は外野から見ているような場面ではなかった。

(ニュアンス的には、彼はあそこで乱闘を止めに行ったことを後悔していないようです。)

おそらくあの脳震盪は、神様が僕に野球を辞めて家に帰りなさいと言っていたんだと思う。」

-マイケル・モース-


モースは現在脳震盪の症状は克服しているが、頭が痛い時に感じる痛みは乱闘以前より大きくなっているそうです。


次はジェフ・サマージャ(SF)です。

サマージャは乱闘でハーパーにパンチを入れようとしていたんですが、モースがハーパーの前に立ったことで、モースとサマージャが激突してしまいました。これがモースの引退に繋がりました。


モースは乱闘の後とても痛みを感じていた。それはサマージャも同じで、今年の春に首の痛みを感じていた。2人の大男(2人とも身長196センチで、合計で213kg)が勢いよく激突したわけだから(それも当然だと思う)。

ーブルース・ポーチー(ジャイアンツ監督)ー






次はハンター・ストリックランドの事件後です。


ストリックランドがハーパーに報復死球をぶつけた理由は2014年に遡ります。

プレイオフの地区シリーズでナショナルズとジャイアンツが対戦して、ハーパーはストリックランドからHRを打ちました。

その際にハーパーがストリックランドを見た事にストリックランドは腹を立てていたのです。そのリベンジとして彼は死球をぶつけたのです。


彼は幸運にも故障はなかったが、選手としての評判が地に堕ちるという形で痛みを味わうことになる。この一件に関して彼は現在も後悔を引きずっている。


「俺が彼(モース)のキャリアを終わらせたと言われていると思う。その通りで本当にモースには申し訳ないと思っている。実際の状況に関しては記者も分からないと思うけれど、あれが彼のキャリアの最後になってしまった。

乱闘は俺が個人的に引き起こしたものであれは大きな間違いだったが、事件について忘れて前に進もうとしている。」


もう1人の当事者ブライス・ハーパーはこう語っています。

「あの後すぐにモースにメッセージを送った。俺の前に立ってくれてありがとうという意味でメッセージを送った。何が起こったのかはわからなかったが、サマージャがいて血を流していた。

それからはあまり連絡をしていないが、彼がしてくれたことは常に忘れないようにしているよ。」


最後にナイチンゲール記者は実はモースは自らの身を呈してハーパーを守っただけでなく、サマージャの社会的な立場が悪化することをも救ったのではないかと書いています。


If Harper, one of the games greatest stars, was sidelined with a major injury caused by a brawl, guess who might have received the mother of all suspensions?

もし球界最高のスターの1人であるハーパーが、このような乱闘によって起こった怪我で被害を受ければ、最も重大な出場停止処分を受けるのは誰だっただろうか?


実際にサマージャももしモースがハーパーを守っていなかったら、サマージャ自身が1年間の出場停止処分を受けたかもしれないと語っています。


ハーパーはMLBでも屈指の知名度があるスーパースターで、彼が乱闘というネガティブな要因で長期離脱していたら間違いなく論争を引き起こし、MLBも批判されていたと思います。だからこそナイチンゲール記者は、モースはサマージャも救ったかもしれないと伝えているのでしょう。

最後にモースは現在の生活について「全てに満足しているよ。健康面でも問題はない。」と語っています。


ナショナルズのアナリストとしてのモースの活躍をさらに祈りたいと思います。




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