MLBの読み物

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2018年07月

タイラー・フラワーズ:C

開幕戦に背中を痛めてDL入りしたが、比較的早い段階で復帰。その後は昨年までと同様に捕手として平均以上の打撃+フレーミングで投手陣を支えている。

ただ気になることが1つ。フレーミングのスキル自体は非常に高いのだが、それが原因か投手に求めるコースが厳しすぎる時がある。その結果投手がゾーンから大きく外れたボールを投げてフレーミング効果を帳消しにしているパターンが散見される。テヘラン、フォルティ、ニューカムの3人全員がフラワーズよりスズキと組んだ時の方が防御率が良いし、そこは改善して欲しい。

 

カート・スズキ:C

Twitterが鍵垢な数少ないメジャーリーガー。前述のように主力3先発陣の好投を引き出していて、打撃も速球に強くたまに打つHRもポイントが高い。敢えて問題点を挙げるならば、盗塁阻止率が8%と非常に寂しい数字になっていることくらい。後半戦もこの調子で期待したい。

 

フレディ・フリーマン:1B

今季も安定した成績で、打撃各カテゴリーでリーグ上位にくる活躍。ただし今年覚醒したというよりは、世間がフリーマンをようやく発見したという方が正確な気もする。ヘイワードとハグばかりしていたフリーマンもいつのまにかチーム最古参となっているが、謎の大物感を出すことなく若手がプレイしやすい空気を作っている印象。地味に本命不在のナ・リーグMVPも狙えそうなので、このまま突き進んで欲しい。

 

オジー・アルビース:2B

4月にHRを量産していた時は春の珍事的なやつかと思われたが、本物だった。まだ21歳なのに前半だけで20HRを記録している。走塁の意識も高く、何度もヘルメットを落としながら爆走する場面を見せている。ただ初球からガンガン振っていくスタイルなので、バットに当たらなくなると不振が続く印象。それでもこれだけアグレッシブな選手は久々であり、見ていて非常に楽しい選手。

 

ヨハン・カマーゴ:3B

開幕をDLで迎えたが、復帰後は3Bのレギュラーに定着。4月に打ちまくったフラハティや風の如く去っていったバティスタなどライバルは多かったが、ボールを見ない選手が多いチームの中で実質3位の出塁率は立派。ただしなぜか未だに下位打線で起用されているが、そこは名将スニットカー監督の意図なんでしょう。2年連続で打っているのに、AAAでライリーが打ちまくっていることで来年以降は再びポジション争いに巻き込まれそう。

 

ダンズビー・スワンソン:SS

4月は打率.277を記録するなどそれなりに打っていた。しかしその後は3ヶ月連続で打率.250を割っていて打撃成績自体はキャリア平均に最終的には並びそう。正直打撃に対する期待は限りなく低いが、守備が向上。DRS+10WARを良くしている。後半戦は、打撃では出会い頭のHR+守備では前半の活躍の継続の2点を期待したい。

 

ロナルド・アクーニャ:OF

MLB最年少②実年齢からは想像できないほど打つ

この前評判だったが、いずれの要素もより高い次元で兼ね備えているホアン・ソトなる化け物が出てきたせいで若干影が薄くなっている。しかしその才能は間違いなく本物であると思う。特にカブス戦やヤンキース戦で見せた試合終盤のHRは非常にインパクトがあり、試合の流れを変える才能を持った選手であることは明らか。打席では初球から振る場合が多いが、MLBレベルでも豪速球を打ち返すのでファールで粘る術を持っている。

 

エンダー・インシアーテ:OF
元々1番打者なのに、淡白な打席での内容から1番に向いてないのでは?と以前から思っていたが今季はそれが顕著になっている。コンタクト力の高さから去年までは率を残してきたが今季はそれも出来ていない。それに加えて1打席あたりの球数もナ・リーグで規定打席に到達している打者の中で80人中71位と非常に低い。同ランキング77位のアルビースとなぜか1、2番を組むことが多いが、明らかに適性がないので変えて欲しいところ。守備でWARを稼いでいるが、今季本気でプレーオフを目指すならばレンタルの外野手を探すのもアリかもしれない。

 

ニック・マーケイキス:OF
最近はやりのFBRの流れに乗ったようで、今季は文句なしのキャリアイヤーを送っている。開幕戦で逆転サヨナラHRを放ったことでチームも自身も勢いに乗っていった。昨年まで4年連続OPSが7割台前半と逆の意味で安定感が高かったが、今季は8割台後半に載せている。現役安打数6位なのになぜか今まで呼ばれなかった球宴にも呼ばれて見せていた笑顔も印象的であった。ただしオールスターのレッドカーペットに出てきた格好が絶妙にダサく、隣でしっかり決めてきた主砲フリーマンとの違いが際立っていた。

 

 

一応私はブレーブスファンなので、チームの選手の前半線を振り返ります(もう後半戦始まったけど)
まずは先発陣から。

①フリオ・テヘラン:RHP

速球の球速が日によって全然違うエース。一応前半戦の4シームの平均球速は90マイル強だったが、427日のフィリーズ戦は驚異の平均球速87.2マイルを記録。故障かと思われたが次の登板からは元に戻っていた。何があった?前半戦で最も印象に残っているシーンが、W杯のイングランド戦で母国コロンビアが追い付いた時に感情を爆発させている場面というのは何とも寂しいので後半戦は好投に期待。

 

②マイク・フォルティネビッチ:RHP

今季ブレイクした右腕。一応STでは新GMから初球ストライクを意識するようアドバイスされたらしいが、その数字は例年並みなのはご愛嬌。ただK/9はかなり良くなっていて両リーグ11位。キャリア初完封も記録してオールスターにも呼ばれた。この調子を維持して欲しいが、前半最後の2登板は打たれていて少し不安。少し前までインスタには、犬の写真が多かったが最近は子供の写真ばかり。最後に犬が登場したのが開幕前なので、犬の安否も気になる。

 

③ショーン・ニューカム:LHP

今季ブレイクした左腕。去年は制球がままならないチェンジアップをほぼ投げず、速球とカーブで勝負する無茶な挑戦をしていた。ほぼ2球種なので、打者に狙い球を絞られて当然のように打たれまくった。今年の初戦も速球とカーブの割合が圧倒的で案の定ハーパーにHRを打たれた。そこからチェンジアップを混ぜるようになり、成績が向上。もう1つの課題である制球力はまだ改善の余地があるが、レフティーで90マイル台中盤を簡単に叩き出す球威があるので抑えられている。ただし7月の防御率は9.75と打ち込まれており真価が試される時期に入って来た感はある。

 

④ブランドン・マッカーシー:RHP

ケンプのトレードで加入。STから若手にアドバイスを送るなど投球以外でも貢献。しかし5月以降は肝心の投球内容が悪く6月には例年通りDLに入った。正直な話そこまで印象に残る活躍をした記憶はない。ただしTwitter好きメジャーリーガーの評判は伊達じゃなく、政治からサッカー、テニスまで様々なことを呟きまくる。マウンドでは暗い顔をしているのを何度か見たが、ネットでは元気。後半は野球ももう少し頑張って欲しい。

 

⑤ルイス・ゴハラ:LHP

病気で倒れた父親を車で運んだが、病院に着いたまさにその時に亡くなるという悲劇を経験して今季を迎えた。STでも故障を重ねて開幕出遅れが決定。初登板は5月でその後はリリーフなのか先発なのか微妙な役割を任されて不振に陥った。ハップやハメルズを獲るくらいなら、ゴハラの復調にかけたいと思うくらい実力を買っているので後半戦は支配的な投球に期待。地味に今月4日のヤンキース戦で比較されるCC・サバシアと同じマウンドに上がった。

 

⑥マイク・ソロカ:RHP

日本のGW期間にデビューしてあのシンダーガードに投げ勝った。まだ20歳でカナダ出身のイケメンと濃い経歴を持ち新星誕生かと思われた矢先にDL入り。一度戻ったが、再び今度は60DLに入ってしまった。投球内容も良かっただけに残念。デビュー戦で観戦に駆けつけた人達の中に母親風の人がいるが、あの人は実は父親の現在の恋人らしい。

 

⑦アニバル・サンチェス:RHP

今季MLB全体で最高の掘り出し物。STでカズミアをリリースしてサンチェスを獲った時に彼に期待した人はおそらく片手で数えられるほどでは?去年の防御率が6.41の選手が2点台を記録している秘密は現在も不明ながら、取り敢えず好投している。FIPその他を見ているとソロソロ打たれそうと思いながら結果を見ると、当たり前のようにQSを達成している。セイバー的に見たら出来過ぎだから成績落ちると悲観的な予測をするのもいいが、もうここまできたらカムバック賞受賞&プレーオフ進出を祈るのみ。

リリーフ陣も書きたいんですが、時間の問題とあんまりリリーフを見れてないので今回は見送ります。 

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