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アストロズのサイン盗みに関して、MLB機構のコミッショナーであるロブ・マンフレッド氏の署名入りの報告書(PDF9ページ)を全文日本語でお伝えしましたが、番外編として今回はルーノーGMとヒンチ監督の処分後の声明文を日本語で紹介します。

 

Part1こちら

Part2こちら

Part3こちら

Part4こちらからそれぞれお読み頂けます。

 

1.ジェフ・ルーノー(前アストロズGM)による声明文

私は(チームの野球に関する運営を担当する)フロントオフィスの社長およびアストロズのGMとして、私の監督下で発生したルール違反に対する責任を受け入れます。アストロズの組織、アストロズのファン、そしてヒューストンのコミュニティに今回の問題が引き起こした恥に関して謝罪します。フロントオフィスの運営を指揮する機会を与えてくれた(オーナーの)ジムクレーンに深く感謝します。

 

私は不正を犯す人間ではありません。野球界の内外での32年間のキャリアで私と密接に協力してくれた人なら誰でも、私の誠実さを証明できます。ルールが破られていることは知りませんでした。コミッショナーが彼の声明で述べたように、私は個人的に不正行為を指揮、監督、または関与しませんでした。サインを盗む行為はフロントオフィスの上層部によって計画または指示されたものではありません。ゴミ箱を叩いてサインを伝える方法は選手達によって計画および実行され、ビデオを使ってサインを盗む手法に関してもベンチコーチと彼に協力した下位レベルのスタッフによって開始および実行されました。(もし私がサイン盗みに関する事実を知っていたならば)私はそれを止めたはずなので不正行為を知らされなかったことに深く腹を立てています。

 

私たちのフロントオフィスはこの重大なマイナス面をはるかに上回るプラス面を達成してきたというクレーン氏の意見に同意します。多くの非常に優秀な人々がアストロズのために働いてきました。私は、アストロズのフロントオフィスで訓練を積み昇進して現在球界で活躍している人達を、非常に誇りに思っています。

 

2.AJ・ヒンチ(前アストロズ監督)による声明文

野球界の最高の利益を守るためのマンフレッドコミッショナーの揺るぎない決意に感謝します。これらの出来事(電子機器を用いたサイン盗み)に関係していることを後悔し、この期間内のチームの行動に失望し委員の決定を受け入れます。

リーダーおよびMLBチームの監督として、野球の格式を最高の形で示す誠実性を持ち選手とスタッフを率いることは私の責任です。様々な証拠が示しているように私がサインを盗む行為を支持または参加しませんでしたが、私はそれらを止めることができず、とても申し訳なく思っています。

今回の問題が彼とアストロズに及ぼしたすべての否定的な側面について、私は(オーナーの)クレーン氏に謝罪します。ファンにはこの困難な時期を通して継続的にサポートしてくれたこと、そしてこのチームに感謝します。間違いを犯したことをお詫び申し上げますが、そこから学ぶことができると確信しています。

ヒューストンで私が過ごした時間を通して、私はキャリアの中でもいくつか最高の瞬間を経験できました。それらの(最高の)思い出は(これからも)常に私と私の家族の近くで大切なものとして残っていきます。アストロズでの時間が終わったことには悔いが残りますが、チーム・選手・そして光栄な事に共に働く事が出来たスタッフを応援していきたいと思います。私が愛する野球の世界で将来彼らに幸運がある事をお祈りしています。

 

Photo BY: Photo BY:M&R Glasgow

参考:①A.J. Hinch releases statement after being suspended and fired

② Jeff Luhnow issues statement in wake of suspension, firing