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どうもこんばんは、今日も一日のMLBを簡単に振り返りましょう。今回はドラフトもあったので、そっちを後半に振り返っています。ドラフト1日目の振り返りも読んでみてください。

 

それでは見ていきましょう。今日は5試合開催されましたが、うち2つがヤンキースとタイガースのダブルヘッダーでした。

(1)ヤンキースvsタイガースGame1

ヤンキースが投打でタイガースを圧倒。3回にグレイバー・トーレスのHRで追い付くと、4回にはグレッグ・バードとオースティン・ロマインのHRなどで6点を奪い、先発ルイス・セベリーノを援護。5月の最優秀新人トーレスは6月も好調をキープ。トーレスはこれで今季10HRとなり、あのミッキー・マントル以来の“ヤンキースの選手で22歳になるまでに10HR以上を記録した選手になりました。

セベリーノは82失点10三振の好投でエースの貫禄を見せた。タイガース打線は9回にヤンキースを攻め、クローザーアロルディス・チャップマンを引きずりだしたが敗れた。


 

(2)ヤンキースvsタイガースGame2

タイガースが接戦に勝利。同点の4回にタイガースはジェームズ・マッキャンとジェイマー・キャンデラリオの2Bで勝ち越し。その後もリードを奪い勝利を収めた。試合の内容以上に熱くなったのが、タイガース先発のマイク・ファイヤーズがジャンカルロ・スタントンに死球をぶつけた場面。球場は一触即発の雰囲気に包まれました。さらに続く対戦ではスタントンがファイヤーズからHRを放ちバット投げをしています。去年も乱闘騒ぎが起きたカードだけに、今後も険悪な雰囲気になることもあるでしょう。ヤンキースのアーロン・ジャッジは今日だけで2試合合計8三振を喫しています。


 

(3)ブレーブスvsパドレス

パドレスが圧勝。パドレスは5回に打線が爆発。コリー・スパンジェンバーグのスリーベース以降6打者連続出塁でブレーブスの2番手ルイス・ゴハラをノックアウト。先発クレイトン・リチャーズは73失点でここ6試合で5回目となる7イニング以上を投げてブルペンを助けています。ブレーブス先発フリオ・テヘランは右親指の打撲で降板。


 

(4)ロイヤルズvsエンゼルス

点の取り合いとなった試合は8回の裏にエンゼルスがマイク・トラウト、ジャスティン・アップトン、アルバート・プーホールスの3連打で勝ち越して勝利を収めた。エンゼルスではジェフリー・マーテも4安打と勝利に貢献。ロイヤルズでは、昨年のオフにエンゼルスからのオファーを断ったマイク・ムースタカスが2安打を放って意地を見せた。


 

(5)ダイヤモンドバックスvsジャイアンツ

ジャイアンツが大勝。ジャイアンツは2点を先制された4回裏にアンドリュー・マッカッチェンとブランドン・クロフォードの連続HRで追いつくと、アレン・ハンソンやバスター・ポージーのツーベースで一挙7点を挙げる。好リリーフを見せたピアース・ジョンソンが3勝目をゲット。HRを含む3安打を記録したパブロ・サンドバルの活躍も光った。ダイヤモンドバックスは調子を落としているザック・ゴドリーが誤算だった。

普段は毎日18時にMLBの全試合を振り返るDaily-MLB1日の振り返りを投稿しています。カテゴリーのDailyから過去のものが読み返せます。是非読んでみてください。

それでは後半は今日行われたMLBのドラフトを簡単に振り返ります。主に1巡目指名選手を対象に、チーム全体について言及したチームもいくつかあります。

2018
MLBドラフトの簡単な振り返り

タイガース:ケイシー・マイズ

ほぼ全てのモックドラフトで予想された通り順当な指名となった。上質な3球種+制球力の組み合わせは今回のドラフトで文句なしに最高の才能であり、プロデビューが楽しみ。

 

2ジャイアンツ:ジョーイ・バート:C

今回のドラフトで最高の捕手。守備力の高さ+大学で良くなった打席でのアプローチが光るバスター・ポージーの後継者候補。大学の先輩にはジェイソン・バリテックやマット・ウィーターズもいる。

 

3フィリーズ:アレク・ボウム:3B

2年前のドラフトでニック・センゼル(CIN)を指名しなかったフィリーズが、似たタイプのボウムを今年は指名。比較対象はクリス・ブライアントらで期待値は高い。噂されるマニー・マチャドのトレード話にどのような影響が出るのかも注目。

 

4ホワイトソックス:ニック・マドリガル:SS

体格が近いことからダスティン・ペドロイアらと比較される。コンタクト能力の高さが光る。ショートを守れるとの指摘もあり、ヨアン・モンカダとのコンビ形成に期待したい。

 

5レッズ:ジョナサン・インディア:3B

フロリダ大学からの今年1番指名となった。今季成績を大きく伸ばしているところは非常に高評価。チームの野手最高の有望株ニック・センゼルは2Bでのプレイも多くなっているので、ポジションの問題はクリアできるだろう。

 

6メッツ:ジャレッド・ケレニック:OF

今回のドラフトで初めての高校生の指名となった。メッツは外野の方がプロスペクトの方が少ないのでフィットするだろうし、マイケル・コンフォルトのようになればいいだろう。ウィスコンシン州出身選手では過去最高の全体6位指名となり、歴史を作った。

7パドレス:ライアン・ウェザーズ:LHP

リベラトーレ指名予想が目立ったが、結果はウェザーズに落ち着いた。ソリッドなタイプだが、契約金を浮かせる狙いもあったのではないかと予想。父親はMLB通算964試合登板のデビッド・ウェザーズ。

 

8ブレーブス:カーター・スチュワート:RHP

ブレーブスは実に4年連続でドラ1で投手を指名。速球とカーブの組み合わせが売りで、サードピッチを磨いていきたい。カーブの回転数は異常なレベルで、大成すればエースになれる存在で成長が楽しみ。

 

9アスレチックス:カイラー・マレー:OF

MLB公式36位で他媒体でも同じくらいの順位だった選手がまさかのオーバーピック。フットボールのクウォーターバックとしても期待されている選手で、身体能力の高さは折り紙つき。この秋もフットボールを続ける意向で、チームもOKを出す模様。

 

10パイレーツ:トラビス・スワゲッティ:OF

予想では高校生予想が多かったが、スワゲッティが残っていたこともあってか指名した。タイプ的にはブレット・ガードナーと同タイプの俊足巧打タイプのようで早期昇格もありそう。パイレーツは外野手が多いので、この夏にもトレードで整理する可能性もあるかもしれない。

 

11オリオールズ:グレイソン・ロドリゲス:RHP

テキサス州出身のハードボーラーでこの春に球速が伸びたことで、評価もあげてTOP10に迫った。スライダーの評価も高く、テキサス産の剛腕の系譜に名前を刻むような選手に成長することを期待。

 

12ブルージェイズ:ジョーダン・グロシャンズ:SS

批判が出そうなピックとなった。チームにはゲレーロJrとビシェッテJr他にも野手のプロスペクトが多く投手を指名すると予想されていて、しかもブレイディ・シンガーらが残っていたことを考慮すると予想外ではあった。グロシャンズはショートとして指名されたが、将来的には3B転向が濃厚と見られている。

 

13マーリンズ:コナー・スコット:OF

俊足が光る外野手だが、一応5ツール候補でもある。高校はブレーブスとアストロズのタッカー兄弟と同じ。守備の評価も高く肩も強い。マーリンズは今日指名の3人とも高校生で、狙いを絞っていた感じがありそこは評価が高いだろう。

 

14マリナーズ:ローガン・ギルバート:RHP

カレッジ予想が多くその通りになった。シンガーも残っていたが、ギルバートに行ったのは契約金の問題も大きいと予想。速球の球速の問題は気になるが、将来性は高い。今春は制球も良くなっている。大学の先輩にはコリー・クルーバーがいる。

 

15レンジャーズ:コール・ウィン:RHP

高校生らしからぬ洗練された感じと伸び代を併せ持つ。体格は立派で速球も90マイル台後半を記録することもある。変化球も評価は高く面白い存在。現在はカリフォルニア州の高校に通うが、元々はコロラド州の高校に通っていた。

 

16レイズ:マシュー・リベラトーレ:LHP

まさかのスリップ。MLB.comのマヨ氏もキャリス氏も予想は全体7位だった。高校生ながら4球種を操る完成度の高さが魅力。タイプ的にはパドレスのマッケンジー・ゴアなどが近いと思う。マイク・ソロカのような早期昇格もあるかもしれない。1日目に1番成功したチームだと言える。

 

17エンゼルス:ジョルディン・アダムス:OF

アスレチックな外野手でバスケットもプレイする。ジョー・アデルやヤーメイ・ジョーンズを指名したチームらしい身体能力高め選手の指名となった。UNCに進学する可能性も高いようだが、無事サインなるかが気になる。

 

 

18ロイヤルズ:ブレイディ・シンガー:RHP

MLB公式で全体2位と予想されていた選手がここまで残るとは、チーム関係者も驚いたのでは?というピック。投球フォームの問題を指摘する声も一部にはあるが、上限は高い。ロイヤルズはカレッジの投手を徹底的に集めて、かなり良いドラフトになっている。あとは全員と契約できるかの戦いになりそうな気がする。指名自体は最高クラスだった。

 

19カージナルス:ノーラン・ゴーマン:3B

今回のドラフトで最高のパワーヒッターであり、ハイシーリングな選手。3Bに残れないとの声もあるが、育てば非常に大きい存在。

 

20ツインズ:トレバー・ラーナク:OF

今年のリーグ戦でHRを量産している選手で、ボールの見極めもしっかり出来る。打つということに関しては文句なしの逸材だと思うし、優れたカレッジ打者が少なかった中では良い決断だったと思う。

 

21ブルワーズ:ブライス・テュラン:SS

スピードに秀でていて将来的にもショートに残れると期待されている。ブルワーズのエリアスカウトは昨年ドラ1のケストン・ヒウラとテュランで二遊間を守って欲しいとコメントしている。元MLB選手の父親はブルワーズから指名されたこともあるが、契約しなかった。

 

22ロッキーズ:ライアン・ロリソン:LHP

春のリーグ戦開幕前はTOP10の可能性も噂されていた。チェンジアップの質を良くすれば、十分MLBでも活躍できる選手のはずで良いピックだと思う。ロッキーズはカレッジの選手を多く指名したが、バランスの良いドラフトで個人的には高評価。

 

23ヤンキース:アンソニー・セイグラー:SHP/C

SHPの表記通り両投げ。さらに両打ち。基本的には捕手としてプレイするようで、育成期間は長くなるだろうがゲイリー・サンチェスを育てた組織だけに期待できそう。ヤンキースは全体61位指名も捕手を指名した。ちなみにかつてヤンキースは両投げのパット・ベンディティを指名している。

 

24カブス:ニコ・ホーナー:SS

この指名は驚いた。①カブスが投手を指名しなかったこと②スタンフォード大学の1番始めがホーナーだったことの2つがその理由。今日は4つの指名権を持っていたが、3つを野手に使った。浮かせた契約金で、クマー・ロッカーを狙ったりしていたらとても面白い。

 

25Dバックス:マット・マクレイン:SS

若干オーバーピックに見える。ただショートを育てるのが上手い組織という印象を持っているので、良い指名かもしれない。今日の指名権は全員野手につぎ込んでいる。

 

26レッドソックス:トリストン・カサス:3B

指名は3Bとしてのようだが、選手としては1B/DHになると思う。レッドソックス傘下にはジョシュ・オキミーもいるが、彼よりパワーはあるだろう。打撃専が活躍する伝統があるチームなので、フィットするはず。

 

27ナショナルズ:メイソン・デナバーグ:RHP
ナショナルズらしいピックで驚きは少ない。エースポテンシャルを持つ選手なので、大きく育てて欲しい。65位のティム・ケイトの指名は非常に良かった。

 

28アストロズ:セス・ビール:1B

打撃専の選手を指名したのは予想外だった。アストロズはマイナーでもデータ分析を持ち込んでいるそうで、MLBに上がる頃には全く違う選手になっているかも。

 

29インディアンス:ノア・ネイラー:C
指名権を多く持っていたこともあり、上手くやった印象はある。傘下にフランシスコ・メヒアはいるが、打てる捕手は何人いても困らない。選手のタイプ的にはネイラーはカルロス・サンタナみたいになるかも。イーサン・ハンキンスの指名にも成功していて成功ドラフトだろう。

 

30ドジャース:JT・ギン:RHP

ドラフト2巡目以降で欲しいチームも多かっただろうが、これは良いピックだと思う。99マイルに到達する剛腕は簡単に手に入らないし、ドジャースは高校生の育成が非常に上手い。選手チーム双方にとって最高の相手だと思う。

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