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ドジャースのマックス・マンシーが絶好調です。現在 打率/出塁率/長打率/OPSはそれぞれ、.263/.386/.599/.984と素晴らしい数字を残しています。HRも既に13本マークしていて、これは昨年までの通算5HRを大きく上回る数字となっています。

 

特に長打率はもし彼が規定打席に到達すれば、両リーグ5位となります。上にいるのがムッキー・ベッツやマイク・トラウトであることを考慮すると、いかにマンシーの長打力が傑出しているかがよく分かります。

 

今回はマンシーがどのようにしてスラッガーに成長したのかを分析した記事を紹介します。

*参考How Max Muncy has become a slugger for Dodgers

(https://goo.gl/5f3uDm)

 

まずマンシーの経歴を見ていきます。2012年にドラフトでアスレチックスに指名されて入団。2015年にMLBに昇格すると、2016年まで2年間プレイ。しかし翌20171月にリリースされて、FAとなります。その後4月にドジャースと契約するまで、完全に無所属でした。

 

マンシーがアスレチックス時代と変わった点は大きく2つあると分析しています。

 

その1つがスウィングの変化です。アスレチックス時代に比較すると、レッグキックが大きくなっています。別の記事でその変化が分かりやすい画像がありましたので、その記事のリンクを貼っておきます。分かりやすい画像が使われているので、是非見てください。

*参考(https://goo.gl/W2wvo4)

 

マンシーによると、このスウィング改造は無所属時代に行ったようです。彼に助言を授けてくれたのは、地質学者の父でした。マンシーのお父さんは毎日打撃練習に付き合ってくれたそうです。

 

しかし1番大きな変化は“自信”が付いたことだとマンシーは言います。

「アスレチックスに在籍していた時は、悪球には手を出さなかったが自信を持てていなかった。自分が思い描いているように、ボールを打ち上げられなかった。だが現在はボールを打ち上げられるようになっている。そこが大きな違いとなっている。」

 

マンシーは特別Statcastが提供するようなデータに注意を払っているわけではないそうですが、興味深いデータがあります。

 

2015年 ストライクゾーン外のボールをマンシーより追いかけなかった選手は35人だけ(409人中)

2016年 ストライクゾーン外のボールをマンシーより追いかけなかった選手は

7人だけ(413人中)

2018年 ストライクゾーン外のボールをマンシーより追いかけなかった選手は5人だけ(289人中)

 

この数字を見れば明白なように、マンシーはもともとストライクゾーンの見極めの精度が非常に高かったのです。

 

そしてマンシーは、ドジャース移籍後により打席でアグレッシブなアプローチを取るようになったと自己分析しています。ただしストライクゾーンの見極めの上手さは残したままアグレッシブなアプローチを取っています。

 

アグレッシブなアプローチを採用した結果、マンシーのK%はドジャースに移籍してからアスレチックス時代と比較して上がっています。

 

つまりストライクゾーンをしっかり見極めた上で、ゾーン内のボールに対しては積極的に打つ。この結果三振とHRが両方とも増えているということです。

 

また彼が昨年師事したAAAのショーン・ウートン打撃コーチの存在も大きかったようです。

 

ウートンコーチは、マンシーが好成績を残した2013年の時のビデオを収集してそれも使ってマンシーは打撃フォームを改善させました。その打撃改善の結果、打席で結果が出る。さらに結果が出たことで自信を持つ。この好循環に入って“自信”を得たことで自分の進んでいる道が間違っていないことを確信したことが現在の好結果に繋がっているようです。

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https://goo.gl/5oNx1o