MLBの読み物

MLB(メジャーリーグ)の少しマニアックな情報を発信するサイトです。

カテゴリ: プロスペクト

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年ぶりにMLBのドラフトのモックドラフト(指名予想)をやってみました。今年はアストロズが1巡目の指名権を剥奪されたので、上位29球団の予想になりました。29球団のMLBの状況とマイナーの状況、過去の指名傾向等に基づいて独断と偏見で予想しています。それぞれのチームを応援しているファンからすれば見立てが甘い等あると思いますが、そこは優しい気持ちで読んでください。
話が変わりますが、アイキャッチ画像には過去のドラフト全体1位指名選手としてハーパーの画像を使ったんですが、彼がドラフトされて今年で丁度10年なんですね。時間が経つのが早すぎてビックリです。 

表記は選手名(リンク先で大学生の選手は成績が見れます)/ポジション/学校名です。ではお楽しみください。

 

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指名ルールの変更が2020年のMLBドラフトに与える影響を考察

2018MLBモックドラフト

 

1.タイガース

スペンサー・トーケルソン/1B/アリゾナ州立大学

バリー・ボンズ(SF)の出身校として有名なアリゾナ州立大学のスラッガーを今年の全体1位指名に予想する。タイガース傘下はケイシー・マイズやマット・マニングといった投手プロスペクトの層が厚くなっている。一方野手は最も評価の高いライリー・グリーンがまだ若く、層が薄い感は否めない。大学3年間で112試合に出場して48HRを量産したトーケルソンは理想的な指名になるだろう。

 

2.オリオールズ

オースティン・マーティン/3BorOF/バンダービルト大学

再建中のチームだが、昨年と一昨年のドラフトで指名したアドリー・ラッチマンとグレイソン・ロドリゲスが好成績を収めているのは希望を感じる。投手野手のバランスもそれほど偏りがないので、アサ・レイシーと迷ったが多くの媒体で名前が挙がったマーティンを予想する。昨年打率.410を記録したコンタクト力が最大の魅力だが、守備位置が定まっていないのは若干の不安材料か。

 

3.マーリンズ

アサ・レイシー/LHP/テキサスA&M大学

近年の主力の大量放出やドラフトの上位指名権を生かして、マイナー組織はかなり整備されている。また既にAAAに到達している選手も多い一方で、A級以下の選手も多くバランスも良い。そうなるとベストの選手を獲るのが妥当と考えて今年のドラフトでも屈指の投手であり、将来のエースになりうる存在であるレイシー指名を予想する。大学通算でK/912.52と優秀だが、BB/94.22と高い点は今後修正が求められるだろう。

 

4.ロイヤルズ

ニック・ゴンザレス/2B/ニューメキシコ州立大学

大量の上位指名権を持っていた2018年ドラフトの成果もあり、ファーム組織は一時期の酷い状態を脱している。ただし全体的に階層が低いリーグに所属している選手が多く、MLBレベルでの成果が見えるにはまだ時間がかかりそう。そう考えると、高リスクの高校生よりも大学生で堅実な指名を行うのではないかと見る。以上の視点からゴンザレスの指名を予想する。ゴンザレスは打者天国のニューメキシコ州立大学に所属していた点は割引く必要があるが、大学時代を通じて成績を残しており無難な選択肢となるだろう。

 

5.ブルージェイズ

エマーソン・ハンコック/RHP/ジョージア大学

昨年は大きく負け越したが、ブラディミール・ゲレーロJrがデビューするなど意外と早めにコンテンダーに戻る可能性もありそうだ。ファーム組織はゲレーロやボー・ビシェットの卒業で弱体化したが、そこまで悪くなく次代のエース候補ネイト・ピアーソンも控えている。ただしチーム内ランク上位の選手は結構マイナー下層に多いので、ある程度完成された選手を狙うのではないかと見る。個人的にはここでリード・デマーズもあるかもと思ったが、ハンコックのアップサイド考えるとハンコックの方が現実的だと考えてハンコック指名を予想する。

 

6.マリナーズ

へストン・キースタッド/OF/アーカンサス大学

トレード魔神ことジェリー・ディポトGMのもと主力の大量放出で一気にプロスペクトが潤った。ポジション別に見ても選手の所属階級的にも偏りが少なく、個人的にかなり良いマイナーだと思う。そう考えると指名できるベストの選手を指名するのがセオリーという感じで、予想する上ではギャレット・ミッチェルとキースタッドで悩んだ。ただミッチェルのパワーは未知数な部分もある事と高校生時代にも指名したキースタッドを選ぶのではないかと見る。

 

7.パイレーツ

リード・デマーズ/LHP/ルイビル大学

今季からGMがベン・チェリントンに変わった事もあり予想が難しい。チェリントンはレッドソックスのGM時代の2013年のドラフトで、トレイ・ボールを指名して失敗した過去があるので高校生は避けるのではないかと見る(少々強引な理由ですが)。そう考えると無難な選択をする可能性が高いとみて、デマーズを予想する。デマーズは今年のドラフトの中でも完成度が高く、高確率でMLBへの昇格が期待できると評判の選手。

 

8.パドレス

ザック・ビーン/OF/スプルース・クリーク高校

将来のエース候補マッケンジー・ゴアを中心に優秀なプロスペクトが揃い、マイナー組織はMLBでも屈指のチーム。マイナー組織に余裕があり多少の失敗が許容される点と過去3年のドラフトでは毎年高校生を指名している点から、今年も高校生を指名すると予想する。ビーンは豪快なスウィングに定評があり、コディ・ベリンジャー(LAD)と比較される。

 

9.ロッキーズ

マックス・マイヤー/RHP/ミネソタ大学

MLB公式サイトのファーム組織ランキングで27位とマイナーの状況は良くない。またMLBでもノーラン・アレナドの放出が噂されるなどチームとして転換点に差し掛かっているのかもしれない。組織としてはブレンダン・ロジャースを筆頭に野手のプロスペクトが目立つので、今回は投手を確保するのではないだろうか。そう考えると多くの媒体でデマーズ指名予想が目立つのも分かる気がする。ただし今回はデマーズが9位まで残らないと考えて、マイヤーを予想する。

 

10.エンゼルス

ギャレット・ミッチェル/OF/UCLA

エンゼルスもファーム組織ランキングでの順位が低く、プロスペクトの層が薄い感じは否めない。またビリー・エプラーがGMに就任してからのドラフトでは1巡目に投手を指名した事がなく、今回もそれが踏襲される可能性が高いのではないか。そう考えると高校生の野手を獲得する可能性も高いと思うが、仮にミッチェルがここまで残っていたら指名を回避する理由もないと思うのでミッチェルを予想する。

 

11.ホワイトソックス

パトリック・ベイリー/C/ノースカロライナ州立大学

昨年はヨアン・モンカダやルーカス・ジオリトが活躍。オフには補強を施してチームへの期待は確実に高まっている。マイナーもルイス・ロバートやニック・マドリガルが残っており依然として高い水準をキープしている。過去10年のドラフトで1巡目に高校生を指名したのは1回だけと大学生を好む姿勢は顕著であり、今年も同様である可能性が高い。投手のコール・ウィルコックス等も良いと思ったが、将来的にトレードの駒になる可能性を考慮してポジションの価値が高い捕手のベイリーを指名すると予想する。

 

12.レッズ

ギャレット・クロケット/LHP/テネシー大学

オフに大型補強を展開するなど徐々に勝負モードに移行しつつある。ただし上記のホワイトソックスとは異なり、ファーム組織はそこまで良くない。このような状況なのでジックリ育てる選手よりは即戦力に近い選手を求めているのではないかと推測する。また近年の大学生の指名はニック・センゼルもジョナサン・インディアも大学最終年で成績を上げた選手であり、その意味では賭けに見えるがクロケットはピッタリな気がする。

 

13.ジャイアンツ

オースティン・ヘンドリック/OF/ウェスト・アラゲイニー高校

MLBのロースターは選手の高齢化が進んでおり、まさにチームは過渡期にいる。一方で数年前まで酷い状態だったマイナー組織は近年のドラフトの成功もあり盛り返している。ただしマイナー下層に所属している選手が多い。コンテンダーに返り咲くにはまだ時間が必要な状況なので、無難な大学生よりは原石に近い選手を獲る可能性が高い気がする。ただし意外と投手の上位指名は近年ないチームなので、高校生野手では屈指のパワーを有するヘンドリックを選択した。

 

14.レンジャーズ

ジャレッド・ケリー/RHP/レフュージオ高校

今年は新球場が開場して、未来に向けて大きな一歩を踏み出す予定だったがまさかの開幕すら未定という異例の事態に。ファーム組織もそこまで強いとは言えず、再建には少し時間がかかるかもしれない。大学生への指名が多くなりそうな今年はハイシーリングな高校生に賭けてみるのもありだろう。ケリーはThe テキサス州出身投手という感じで、大柄な体格から最速98マイルの速球を投げる投手。

 

15.フィリーズ

ディロン・ディングラー/C/オハイオ州立大学

昨年はブライス・ハーパーが加入したが、久しぶりのプレーオフ進出は叶わなかった。またマイナー組織も1年前はドラフトでの指名順位は低いが成績を残している選手(例:オースティン・リスティ等)がいたが、その選手達も2019年は昇格して成績を落とした場合が多く厳しいシーズンだった。マット・クレンタックGM就任後の4年間のドラフトではいずれも野手指名&唯一の高校生野手の指名だったミッキー・モニアックの伸び悩みから今回は大学生野手を指名すると考える。ディングラーは守備力に定評がある捕手。オーバーピックな感は否めないが、JT・リアルミュートとの契約延長は決まっていないし、仮に彼が残ればトレードチップにもなり得るし可能性はあると見る。

 

16.カブス

ブライス・ジャービス/RHP/デューク大学

昨年は数年ぶりにプレーオフ進出を逃して、ジョー・マッドン監督も退任と1つの時代に区切りがついた。チームは生え抜きの若手野手の年俸が高騰しており、動きたくても中々トレードやFAで積極的な動きができない状況が続く。今後の舵取り次第で再びPOに進むチームになる可能性もあるし、最悪の場合再建期に入る可能性もある。マイナー組織もそこまで評価は高くない。ドラフトでは2013年のクリス・ブライアント以降毎年初めの指名で大学生を指名しており今年もそれを踏襲するのではないか。ジャービスは1年前にヤンキースから指名を受けた時は速球の球速が遅かったが、今年で球速が一気に最速96マイルまで上がり評価も上がった。

 

17.レッドソックス

ミック・エイベル/RHP/ジェズイト高校

昨年はプレーオフ進出を逃しムッキー・ベッツを放出。GMもスカウト部長も変わり指名もかなり読みにくい。マイナーを見渡しても数年前に卒業したアンドリュー・ベニンテンディやヨアン・モンカダほどの選手はいないので、多少リスクはあっても伸び代が大きい選手を獲るのではないかと予想。例年のドラフトならエイベルがここまで残る可能性は低いと思うが、今季は事情が異なる。仮にエイベルがここまで残れば指名するのは悪くないと思い予想した。

 

18.Dバックス

エド・ハワード/SS/カーメル高校

マイク・ヘイゼンGMの手腕もあり、チームはMLBマイナー共にタレントが揃い将来の展望は明るい。近年メンバーが大きく変わった先発ローテーションもヘイゼンGMの目まぐるしいトレードの影響が大きい。さらにGM就任後のドラフトでは一貫して野手指名であり、野手をドラフトで獲り投手はそれ以外の手段で確保するのがヘイゼン流なのかもしれない。そう考えると今季も野手指名が既定路線に見える。高校生か大学生かが問題になるが、マイナーは潤っており指名できる最高の選手を獲るのが得策と考えてショートに残れる可能性が非常に高いハワード指名を予想する。

 

19.メッツ

ロバート・ハッセル/OF/インディペンデンス高校

昨年は大型補強を展開するも残念ながらプレーオフ進出はならず。今季もプレーオフ進出を目指しながら戦っていくだろう。マイナー組織の評価もそれほど高くないが、何よりも目立つのが外野手のプロスペクトが少ない点。ジャレッド・ケレニックを出したのは痛かった。そうなると外野手を獲りに行くのではないかと予想。ピート・クロウ=アームストロングと迷ったが、ケレニックに近いものを感じるハッセル使命を予想する。やっぱりケレニックを出したのは痛かった。

 

20.ブルワーズ

コール・ウィルコックス/RHP/ジョージア大学

近年一気に力をつけて2年連続でプレーオフ進出を達成。比較的予算が少ない事でも知られるチームだが、デビッド・スターンズGM含めフロントオフィスの活躍もあり競争力を維持している。一方でファーム組織はMLB公式サイトで30球団中最下位の評価を受けている。ただし韓国からアメリカに戻ったエリック・テームズが活躍し、プロスペクトとしてそこまで評価の高くなかったブランドン・ウッドラフ等がブレイクしているのでそこまでの心配はいらないかも。

ドラフトでは指名ポジションや大学生/高校生の指名を見ても特徴がないのが最大の特徴だと感じる。ただし今年のドラフトの特徴もあり、大学生に行くのではないかと予想。ウィルコックスはまだ大学2年だが、ポテンシャルは高くエースになれる存在。

 

21.カージナルス

ピート・クロウ=アームストロング/OF/ハーバード=ウェストレイク高校

昨年は久しぶりにプレーオフに出場。マイナー組織への評価はまずまずだが、あまり有名でない選手が突然MLBで大活躍するケースも多いチームなので今後も一気に悪くなることはなさそう。近年の指名では大学生の投手or 高校生の野手の二択が多い。ただ近年指名している大学生の投手の多くが大学最終年に好成績を収めている。そのため今年のようなシーズン打ち切りの状態で、ポテンシャルは評価されるが大学での実績がそれほど豊富でないカルメン・マジンスキやケイド・キャバリ指名の可能性は低いと考えて残る高校生野手の中で評価の高いクロウ=アームストロング使命を予想する。

 

22.ナショナルズ

ニック・ビツコ/RHP/セントラルバックス高校

昨年は念願のワールドシリーズ制覇を達成。それを置き土産にアンソニー・レンドンがエンゼルスに移籍したが、今季以降も強力な先発ローテーションは健在でしばらくは強さを維持できそうだ。近年のドラフトでの失敗もありマイナー組織の評価は低いが、ナショナルズの指名の最大の特徴は逆張りにある。素行不良が指摘されていたセス・ロメロ(2017)や故障を抱えていたメイソン・デナバーグ(2018)の指名が代表的で、他球団が敬遠しがちな選手を指名することが多い。ビッコは今回のドラフトでも屈指の高校生投手であり、本来ならここまで残らない可能性が高い。それならば逆にここまで残れば逆張りで指名を検討すると推測する。

 

23.インディアンス

テイラー・ソダーストロム/C/ターロック高校

昨年はプレーオフ進出を逃してフランシスコ・リンドーアの去就問題も残っておりチームの将来には不確実な部分も多い。ドラフトでは過去5年連続で高校生を1つ目の指名で選んでおり、指名数が減る今回のドラフトでも同様の傾向が続くかは気になる。今年も高校生を指名すると考えるならば、ソダーストロムが面白い。父親が元MLB選手であり、捕手ながら打撃優先の選手である。捕手からポジションを変えて活躍しているチームの先輩カルロス・サンタナのようになれば大成功だろう。

 

24.レイズ

ケイド・キャバリ/RHP/オクラホマ大学

現在MLBでも最高のファーム組織を誇っていると評判のチーム。ただし意外とドラフト1巡目指名では失敗も多い。また近年は上位での野手指名も多い。ただし2018年にも全体31位でシェーン・マクラナハンを獲るなど投手を獲らない方針ではない。そうなると予想が難しいが、二刀流の可能性も残すキャバリはフィットする可能性も高いと感じる。またキャバリの評価を考えてもここまで残っていれば指名するのが得策に見える。

 

25.ブレーブス

ケイシー・マーティン/SS/アーカンサス大学

ロナルド・アクーニャJrとオジー・アルビースが抜けてもまだ高い評価を受けるマイナー組織は、自分が応援しているチームという点を割り引いても凄い。アレックス・アンソポロスがチーム編成の責任者になってからのドラフトはそれぞれ明確な武器を持った選手を初めに指名しているのが印象に残る。今年は過去2年より指名順位が下がったが、同様に特徴のある選手を指名すると予想する。その観点では今回のドラフトでトップクラスの走力を有するマーティンはあり得るのではないだろうか。

 

26.アスレティックス

ジャスティン・フォスキュー/2B/ミシシッピ州立大学

ここ2年はプレーオフに進出。ヘスス・ルザルドやAJ・パクが本格的にプレーする今後が楽しみである。マイナー組織はそのルザルドやパクが抜けると弱体化する可能性もある。ドラフトではやはり大学生野手への指名が多く、今回も同様に大学生野手を指名するのではないだろうか。フォスキューは昨年のシーズンで14HRを放つなどパワーもある内野手であり将来の理想像はマット・チャップマンだろう。

 

27.ツインズ

オースティン・ウェルズ/C/アリゾナ大学

昨年は地区優勝を達成。今後の黄金期形成が期待されている。マイナー組織も潤っており、将来への期待は高い。近年のドラフトではアレックス・キリオフやトレバー・ラーナク等打てる選手を上位で指名する事が目立つ。ここまで残っている野手を考えてもウェルズは打撃の面ではトップクラスであり、彼を選択した。懸念があるとすれば捕手に残れるかであるが、1Bや外野でも通じるほど打てれば大きな問題にならないだろう。

 

28.ヤンキース

カルメン・マジンスキ/RHP/南カロライナ大学

グレイバー・トーレスら若手の台頭もありワールドチャンピオンを狙えるチームに戻ってきた。マイナー組織はまずまずで、近年のドラフトでの上位指名は投手なら大学生、野手なら高校生とカージナルスと近い戦略を取っているように見える。高校生野手に大物が残っていればそちらを優先する可能性もあるが、今回のモックではマジンスキがここまで残ると考えたのでそれならばマジンスキに行くのではないだろうか。マジンスキ以外にもボビー・ミラーらが大学生投手としては残っている。

 

29.ドジャース

ニック・ロフティン/SS/ベイラー大学

MLBのパワーランキングもマイナー組織のランキングもいずれも上位5位以内に入る超優良チーム。あとはワールドシリーズに勝つだけである。また育成力には定評があり、HR打者ではなかったベリンジャーをリーグ屈指のHR打者にするなど他球団より一歩進んでいる感じはある。そうなるとHRが少ない選手が変わる様子を見たいという願望込みでロフティンを選択する。ロフティンはユーティリティ性に優れており、複数のポジションをこなせる。第2のクリス・テイラーになりそうという意味でも面白そうである。

 

 

Photo BY Scott Ableman

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久しぶりのブログ更新となります。最後に更新したのが1月末なので、実に約4ヶ月ぶりです。MLBもシーズンがいつ始まるかそもそも本当に今季開催できるのかも分からない状況ですが、2年ぶりにモックドラフトの記事を描いてみようかと思います。

 

ただその記事を投稿する前に今季のドラフトについてまとめておきたいと思います。今季はドラフトに関しても制度が変更になっていますが、最大の変化は1球団40巡目までの指名枠が5巡目までになった事に間違いないでしょう。この変更が良い悪いはともかく、これがドラフトに与える影響を私なりに考えてみます。

 


球団側がリスク回避的な指名を行う

毎年1000人以上が指名されるMLBのドラフトですが、その中からMLBに無事昇格出来る選手はごく僅かでありさらにレギュラークラス以上になると本当に少なくなります。そんな状況ですから、例年のドラフトは40人指名して2人・3人もレギュラーに定着すれば大成功です。

 

今年は指名できる選手の数は減りますが、その中でMLBに昇格する選手が1人もいなかったみたいな状況を避けたいというのが球団側の本音だと思います。指名数が減る中で将来のメジャーリーガーは確保したいというのは中々難しい問題です。

 

しかも今年だけでなく来年以降確実に選手を確保できる保証はなく、さらに海外のアマチュア選手を獲得するにもスカウトを派遣する事すら難しい状況です。

 

そう考えると、制球力は全然だが速球が滅茶苦茶速いいわゆる原石型の選手よりも安定して活躍してくれそうな無難なタイプへの指名が増えるのではないかと思います。

 


②高校生への指名が減少

基本的な考え方は①と同じで、一般的にMLB昇格率が大学生より低いと言われている高校生への指名を見送る球団は増えると思います。

 

またMLBのドラフトでたまに行われる、優秀でも大学進学の意向が強い選手や契約金の要望が高い選手をドラフト下位で指名して交渉次第で契約に持っていくというパターンも減少すると思います。

 


③高校生は意外と契約がまとまる?

②で高校生への指名が減少すると書きましたが、指名された高校生はほとんどが契約するのではないかと思います。

 

そう考える理由は、今回のドラフトで指名されなかった高校生が大学生でドラフト候補となる2022年や2023年のドラフトは近年稀に見る豊作ドラフトになる可能性が高いからです。

 

ドラフトでの選手の指名順位は相対的な評価で行われるものであり、当然その年の全体の選手層の厚さにも大きな影響を受けます。ドラフトで指名される順位は選手が受け取る契約金にも関係してきて、特に上位層の選手は少し順位が変わるだけで受け取る契約金が億単位で変動する可能性すらあります。

 

それならば大学に進学して評価を上げようとするよりも、確実に今年プロ入りする方が無難ではないかと思います。

Photo BY  Kris Dunn

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いよいよ明日はMLBの関係者が勢揃いするウィンターミーティングの最終日です。その最終日の名物の1つが「ルール5ドラフト」です。

 

日本には現状無い仕組みですので、今回は簡単にルール5ドラフトの概要を説明してみたいと思います。今回はMLB公式サイトのhttps://www.mlb.com/mets/news/rule-5-draft-preview/c-301627212

の記事を参考にしています。

 

①指名順位

ドラフトの名を冠しているように、ルール5ドラフトは完全ウェーバー制であり指名順位が高いチームから順に指名していきます。指名順位は2018年のシーズン勝率によって決まります。

 

今回の指名1位は115敗を喫したオリオールズです。その後は勝率順に進んでいき、プレーオフでの成績等は一切反映されません。その為プレーオフに進出したブレーブスよりも進出できなかったレイズの方が指名順位が後になっています。

 

 

②指名対象の選手

指名対象の選手は大きく2つに分けて考える必要があります。その基準はMLBのプロ球団と初めて契約した年齢です。

契約した時点で18歳以下の選手はそこから5シーズン以内に40人枠に登録されなければ、ルール5ドラフトの対象となります。

一方で契約した時点で19歳以上の選手はそこから4シーズン以内に40人枠に登録されなければ、ルール5ドラフトの対象となります。

 

今年で考えるならば、2014年のドラフトで指名&契約した高校生の選手や2015年のドラフトで指名&契約した大学生の選手を想像すると分かりやすいかなと思います。

 

またプロ入りしてからチームが変わった選手も適用除外とはなりません。例えば現在マーリンズ所属のマッケンジー・ミルズは2014年のドラフト時点ではナショナルズ所属でした。その後彼は2度の移籍を経験していますが、今回指名される可能性があります。

 

 

③指名の仕組み

指名をするチームはその選手が所属していたチームに10万ドルを支払うことで選手を獲得できます。選手を指名したチームは翌年のシーズンにその選手を1年間25人枠に置いておく必要があります。もし成績不振等でその選手を外したいとなると、その選手は元所属チームに返却されます(通常のマイナー降格とは異なる)。また返却されたチームは指名球団に5万ドルを返金します。

 

指名は絶対行う必要があるわけではなく、指名を見送ることも可能です。また40人枠最大限まで選手は何人でも指名可能です。

今回はヤンキース等を筆頭に7チームがすでに40人枠の上限に達しており選手を指名できません。一方で最小のレンジャーズは34人等と多くの才能を加えられる可能性があります。

 

④過去の成功例

埋もれた才能を発掘するために行われるルール5ドラフトでは、多くの名選手が輩出されています。今回参照した記事の中で1990年以降のルール5ドラフトで指名された選手のWAR上位が掲載されていました。

1.ヨハン・サンタナ(元ツインズ等) 50.7

2.シェーン・ビクトリーノ(元フィリーズ等) 31.2

3.ジョシュ・ハミルトン(元レンジャーズ等) 28.1
4.
ダン・アグラ(元ブレーブス等) 17.5

5.ホアキム・ソリア(FA) 17.5

 

いずれもMLBファンには馴染みのある選手が多いと思います。今回指名される選手の中にも未来のスーパースターが埋もれている可能性も大いにあります。

 

 

⑤今回の目玉選手

今回ルール5ドラフトで対象となった選手で、MLB公式サイトのプロスペクトランキングでチーム別に30位以内に入っている選手は合計77名です。中には2015年のドラフトで一巡目に指名を受けたタイラー・ジェイ(ツインズ22)やリッチー・マーティン(アスレチックス12)といった元エリートも含まれています。

 

他にもロイヤルズの2017年最優秀マイナー投手を受賞したフォスター・グリフィン(ロイヤルズ29)100マイル超えの速球を投げるジュニアー・フェルナンデス(カージナルス14)、精密なコマンドが売りのトム・エシェルマン(フィリーズ29)等も個人的には気になります。

 

ライブ配信も公式サイトから観れるようですので、是非楽しんでください。

Photo By 
http://bit.ly/2RVQGNu


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今週の現地月曜日から3日間MLBのドラフトが開催されました。その中で上手く選手を集められたチームと戦略が機能せず期待外れに終わったチームもあります。その中で今回はドラフトの勝ち組となったチームを5つ紹介したいと思います。

今回参考にしたのは、MLB.comのジム・キャリスさんが執筆した(https://www.mlb.com/news/these-teams-did-the-best-in-the-mlb-draft/c-280160484)です。

 

キャリスさんの詳しい分析でドラフトの“現時点での勝ち組を見ていきましょう。勝ち組に選ばれたのは、レイズ、ロイヤルズ、Dバックス、インディアンス、アスレチックスの5つです。順番に見ていきます。

 

(1)レイズ

①レイズの主な指名選手()内はドラフト前のMLB.comによるランキングの順位

 

全体16位マシュー・リベラトーレ(4)

全体31位シェーン・マクラナハン(14)

全体32位ニック・シュネル(38)

全体56位タイラー・フランク(73)

全体71位タナー・ダドソン(86)
全体92位フォード・プロクター(123)

全体120位グラント・ウィザースプーン(107)

全体150位ター・ブラッドリー(172)

 

②レイズのドラフトに対する評価

1番の収穫は文句なしに、リベラトーレとマクラナハンの2人の左腕を獲得できたことです。リベラトーレはドラフト前最後のモックドラフトで多くの識者がTOP10は確実と予想していた逸材。高校生ながら完成度が高く4球種を高いレベルで操る。

マクラナハンは春のリーグ戦で制球力の悪化があり評判を落としていました。しかし元々は最速100マイルの速球を持っている左腕でTOP10候補の呼び声が高い選手でした。シュネルも評価の高い高校生外野手であり、ここも良い指名でした。それ以降は契約金の問題もあって順位よりランキングが低い選手を中心に上手く帳尻を合わせました。

 

(2)ロイヤルズ

①ロイヤルズの主な指名選手

全体18位ブレイディ・シンガー(2)

全体33位ジャクソン・カウワー(15)

全体34位ダニエル・リンチ(77)

全体40位クリス・ブビック(49)

全体58位ジョナサン・ボウラン(113)

全体94位カイル・イスベル(75)

全体122位エリック・コール(184)

全体152位オースティン・コックス(151)

 

②ロイヤルズのドラフトに対する評価

ロイヤルズは上位指名8人中実に6人が大学生の投手という非常に分かりやすい指名をしました。実際にロイヤルズの現状のマイナーは野手が多いなという印象があるので、これはいい戦略だと思います。特に光ったのがシンガーとカウワーのフロリダ大学コンビを指名できたことです。彼らはランキングを見れば分かりますが、もっと上で指名されて当然の存在でした。それ以下でも上手く大学の投手を集めました。個人的にはレイズより良いドラフトだったと思います。

 

(3)Dバックス

Dバックスの主な指名選手

全体25位マット・マクレイン(54)

全体39位ジェイク・マッカーシー(39)

全体63位アレク・トーマス(41)

全体99位ジャクソン・ゴダード(108)

全体129位ライアン・ウェイス(159)

全体159位マット・マーサー(105)

 

Dバックスのドラフトに対する評価

Dバックスは超大物を予想外の順位で獲得に成功したわけではありません。しかし上から3つの指名権を使ってセンターラインの選手を獲得。センターラインの選手の価値はとても高いですから、これは大きいと思います。残りで大学生投手を上手く指名したのもポイントが高いです。



 

(4)インディアンス

①インディアンスの主な指名選手

全体29位ノア・ネイラー(27)

全体35位イーサン・ハンキンス(21)

全体41位レニー・トーレス(47)

全体67位ニック・サンドリン(164)

全体103位リチャード・パラシオス(134)

 

②インディアンスのドラフトに対する評価

上位3つの指名権を上手く使い、高校生の評価の高い選手を掻き集めました。ネイラーは打てる捕手になれる逸材。ハンキンスとトーレスは90マイル代後半の速球を投げられる。残りの2つで契約金を抑えられそうな大学生を指名していて、サインできない可能性も低そうです。指名した高校生が全員MLBで活躍するようなことがあれば、歴史的な成功と言えるかもしれません。

 

(5)アスレチックス

①アスレチックスの主な指名選手

全体9位カイラー・マレー(36)

全体50位ジェイムソン・ハンナ(32)

全体70位ジェレミー・アイアマン(29)

全体85位ホーガン・ハリス(110)

全体113位アルフォンソ・リバス(132)

 

②アスレチックスのドラフトに対する評価

全体9位でマレーを指名したのは大きな驚きでした。しかしマレーは身体能力の塊であり、才能が完全に開花すれば間違いなくオールスター級の選手です。さらに今季良いパフォーマンスを見せるハンナを指名。アイアマンのスティールに成功したのもポイントが高い。マレーとは契約が近いそうです。

以上今回のドラフトで評価の高いチームを紹介してきました。個人的にはツインズのドラフトも良かったかなと思います。読者の皆さんも贔屓チームのドラフトの結果を振り返ってみてください。最後に大学生の成績チェックに役立つサイトを紹介しておきます。

Baseball Cubeというサイトです。このサイトを使えば大学生の成績が簡単にできます。是非活用してみてください。(http://www.thebaseballcube.com)


Photo By
https://goo.gl/NCQQec

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どうもこんばんは、今日も一日のMLBを簡単に振り返りましょう。今回はドラフトもあったので、そっちを後半に振り返っています。ドラフト1日目の振り返りも読んでみてください。

 

それでは見ていきましょう。今日は5試合開催されましたが、うち2つがヤンキースとタイガースのダブルヘッダーでした。

(1)ヤンキースvsタイガースGame1

ヤンキースが投打でタイガースを圧倒。3回にグレイバー・トーレスのHRで追い付くと、4回にはグレッグ・バードとオースティン・ロマインのHRなどで6点を奪い、先発ルイス・セベリーノを援護。5月の最優秀新人トーレスは6月も好調をキープ。トーレスはこれで今季10HRとなり、あのミッキー・マントル以来の“ヤンキースの選手で22歳になるまでに10HR以上を記録した選手になりました。

セベリーノは82失点10三振の好投でエースの貫禄を見せた。タイガース打線は9回にヤンキースを攻め、クローザーアロルディス・チャップマンを引きずりだしたが敗れた。


 

(2)ヤンキースvsタイガースGame2

タイガースが接戦に勝利。同点の4回にタイガースはジェームズ・マッキャンとジェイマー・キャンデラリオの2Bで勝ち越し。その後もリードを奪い勝利を収めた。試合の内容以上に熱くなったのが、タイガース先発のマイク・ファイヤーズがジャンカルロ・スタントンに死球をぶつけた場面。球場は一触即発の雰囲気に包まれました。さらに続く対戦ではスタントンがファイヤーズからHRを放ちバット投げをしています。去年も乱闘騒ぎが起きたカードだけに、今後も険悪な雰囲気になることもあるでしょう。ヤンキースのアーロン・ジャッジは今日だけで2試合合計8三振を喫しています。


 

(3)ブレーブスvsパドレス

パドレスが圧勝。パドレスは5回に打線が爆発。コリー・スパンジェンバーグのスリーベース以降6打者連続出塁でブレーブスの2番手ルイス・ゴハラをノックアウト。先発クレイトン・リチャーズは73失点でここ6試合で5回目となる7イニング以上を投げてブルペンを助けています。ブレーブス先発フリオ・テヘランは右親指の打撲で降板。


 

(4)ロイヤルズvsエンゼルス

点の取り合いとなった試合は8回の裏にエンゼルスがマイク・トラウト、ジャスティン・アップトン、アルバート・プーホールスの3連打で勝ち越して勝利を収めた。エンゼルスではジェフリー・マーテも4安打と勝利に貢献。ロイヤルズでは、昨年のオフにエンゼルスからのオファーを断ったマイク・ムースタカスが2安打を放って意地を見せた。


 

(5)ダイヤモンドバックスvsジャイアンツ

ジャイアンツが大勝。ジャイアンツは2点を先制された4回裏にアンドリュー・マッカッチェンとブランドン・クロフォードの連続HRで追いつくと、アレン・ハンソンやバスター・ポージーのツーベースで一挙7点を挙げる。好リリーフを見せたピアース・ジョンソンが3勝目をゲット。HRを含む3安打を記録したパブロ・サンドバルの活躍も光った。ダイヤモンドバックスは調子を落としているザック・ゴドリーが誤算だった。

普段は毎日18時にMLBの全試合を振り返るDaily-MLB1日の振り返りを投稿しています。カテゴリーのDailyから過去のものが読み返せます。是非読んでみてください。

それでは後半は今日行われたMLBのドラフトを簡単に振り返ります。主に1巡目指名選手を対象に、チーム全体について言及したチームもいくつかあります。

2018
MLBドラフトの簡単な振り返り

タイガース:ケイシー・マイズ

ほぼ全てのモックドラフトで予想された通り順当な指名となった。上質な3球種+制球力の組み合わせは今回のドラフトで文句なしに最高の才能であり、プロデビューが楽しみ。

 

2ジャイアンツ:ジョーイ・バート:C

今回のドラフトで最高の捕手。守備力の高さ+大学で良くなった打席でのアプローチが光るバスター・ポージーの後継者候補。大学の先輩にはジェイソン・バリテックやマット・ウィーターズもいる。

 

3フィリーズ:アレク・ボウム:3B

2年前のドラフトでニック・センゼル(CIN)を指名しなかったフィリーズが、似たタイプのボウムを今年は指名。比較対象はクリス・ブライアントらで期待値は高い。噂されるマニー・マチャドのトレード話にどのような影響が出るのかも注目。

 

4ホワイトソックス:ニック・マドリガル:SS

体格が近いことからダスティン・ペドロイアらと比較される。コンタクト能力の高さが光る。ショートを守れるとの指摘もあり、ヨアン・モンカダとのコンビ形成に期待したい。

 

5レッズ:ジョナサン・インディア:3B

フロリダ大学からの今年1番指名となった。今季成績を大きく伸ばしているところは非常に高評価。チームの野手最高の有望株ニック・センゼルは2Bでのプレイも多くなっているので、ポジションの問題はクリアできるだろう。

 

6メッツ:ジャレッド・ケレニック:OF

今回のドラフトで初めての高校生の指名となった。メッツは外野の方がプロスペクトの方が少ないのでフィットするだろうし、マイケル・コンフォルトのようになればいいだろう。ウィスコンシン州出身選手では過去最高の全体6位指名となり、歴史を作った。

7パドレス:ライアン・ウェザーズ:LHP

リベラトーレ指名予想が目立ったが、結果はウェザーズに落ち着いた。ソリッドなタイプだが、契約金を浮かせる狙いもあったのではないかと予想。父親はMLB通算964試合登板のデビッド・ウェザーズ。

 

8ブレーブス:カーター・スチュワート:RHP

ブレーブスは実に4年連続でドラ1で投手を指名。速球とカーブの組み合わせが売りで、サードピッチを磨いていきたい。カーブの回転数は異常なレベルで、大成すればエースになれる存在で成長が楽しみ。

 

9アスレチックス:カイラー・マレー:OF

MLB公式36位で他媒体でも同じくらいの順位だった選手がまさかのオーバーピック。フットボールのクウォーターバックとしても期待されている選手で、身体能力の高さは折り紙つき。この秋もフットボールを続ける意向で、チームもOKを出す模様。

 

10パイレーツ:トラビス・スワゲッティ:OF

予想では高校生予想が多かったが、スワゲッティが残っていたこともあってか指名した。タイプ的にはブレット・ガードナーと同タイプの俊足巧打タイプのようで早期昇格もありそう。パイレーツは外野手が多いので、この夏にもトレードで整理する可能性もあるかもしれない。

 

11オリオールズ:グレイソン・ロドリゲス:RHP

テキサス州出身のハードボーラーでこの春に球速が伸びたことで、評価もあげてTOP10に迫った。スライダーの評価も高く、テキサス産の剛腕の系譜に名前を刻むような選手に成長することを期待。

 

12ブルージェイズ:ジョーダン・グロシャンズ:SS

批判が出そうなピックとなった。チームにはゲレーロJrとビシェッテJr他にも野手のプロスペクトが多く投手を指名すると予想されていて、しかもブレイディ・シンガーらが残っていたことを考慮すると予想外ではあった。グロシャンズはショートとして指名されたが、将来的には3B転向が濃厚と見られている。

 

13マーリンズ:コナー・スコット:OF

俊足が光る外野手だが、一応5ツール候補でもある。高校はブレーブスとアストロズのタッカー兄弟と同じ。守備の評価も高く肩も強い。マーリンズは今日指名の3人とも高校生で、狙いを絞っていた感じがありそこは評価が高いだろう。

 

14マリナーズ:ローガン・ギルバート:RHP

カレッジ予想が多くその通りになった。シンガーも残っていたが、ギルバートに行ったのは契約金の問題も大きいと予想。速球の球速の問題は気になるが、将来性は高い。今春は制球も良くなっている。大学の先輩にはコリー・クルーバーがいる。

 

15レンジャーズ:コール・ウィン:RHP

高校生らしからぬ洗練された感じと伸び代を併せ持つ。体格は立派で速球も90マイル台後半を記録することもある。変化球も評価は高く面白い存在。現在はカリフォルニア州の高校に通うが、元々はコロラド州の高校に通っていた。

 

16レイズ:マシュー・リベラトーレ:LHP

まさかのスリップ。MLB.comのマヨ氏もキャリス氏も予想は全体7位だった。高校生ながら4球種を操る完成度の高さが魅力。タイプ的にはパドレスのマッケンジー・ゴアなどが近いと思う。マイク・ソロカのような早期昇格もあるかもしれない。1日目に1番成功したチームだと言える。

 

17エンゼルス:ジョルディン・アダムス:OF

アスレチックな外野手でバスケットもプレイする。ジョー・アデルやヤーメイ・ジョーンズを指名したチームらしい身体能力高め選手の指名となった。UNCに進学する可能性も高いようだが、無事サインなるかが気になる。

 

 

18ロイヤルズ:ブレイディ・シンガー:RHP

MLB公式で全体2位と予想されていた選手がここまで残るとは、チーム関係者も驚いたのでは?というピック。投球フォームの問題を指摘する声も一部にはあるが、上限は高い。ロイヤルズはカレッジの投手を徹底的に集めて、かなり良いドラフトになっている。あとは全員と契約できるかの戦いになりそうな気がする。指名自体は最高クラスだった。

 

19カージナルス:ノーラン・ゴーマン:3B

今回のドラフトで最高のパワーヒッターであり、ハイシーリングな選手。3Bに残れないとの声もあるが、育てば非常に大きい存在。

 

20ツインズ:トレバー・ラーナク:OF

今年のリーグ戦でHRを量産している選手で、ボールの見極めもしっかり出来る。打つということに関しては文句なしの逸材だと思うし、優れたカレッジ打者が少なかった中では良い決断だったと思う。

 

21ブルワーズ:ブライス・テュラン:SS

スピードに秀でていて将来的にもショートに残れると期待されている。ブルワーズのエリアスカウトは昨年ドラ1のケストン・ヒウラとテュランで二遊間を守って欲しいとコメントしている。元MLB選手の父親はブルワーズから指名されたこともあるが、契約しなかった。

 

22ロッキーズ:ライアン・ロリソン:LHP

春のリーグ戦開幕前はTOP10の可能性も噂されていた。チェンジアップの質を良くすれば、十分MLBでも活躍できる選手のはずで良いピックだと思う。ロッキーズはカレッジの選手を多く指名したが、バランスの良いドラフトで個人的には高評価。

 

23ヤンキース:アンソニー・セイグラー:SHP/C

SHPの表記通り両投げ。さらに両打ち。基本的には捕手としてプレイするようで、育成期間は長くなるだろうがゲイリー・サンチェスを育てた組織だけに期待できそう。ヤンキースは全体61位指名も捕手を指名した。ちなみにかつてヤンキースは両投げのパット・ベンディティを指名している。

 

24カブス:ニコ・ホーナー:SS

この指名は驚いた。①カブスが投手を指名しなかったこと②スタンフォード大学の1番始めがホーナーだったことの2つがその理由。今日は4つの指名権を持っていたが、3つを野手に使った。浮かせた契約金で、クマー・ロッカーを狙ったりしていたらとても面白い。

 

25Dバックス:マット・マクレイン:SS

若干オーバーピックに見える。ただショートを育てるのが上手い組織という印象を持っているので、良い指名かもしれない。今日の指名権は全員野手につぎ込んでいる。

 

26レッドソックス:トリストン・カサス:3B

指名は3Bとしてのようだが、選手としては1B/DHになると思う。レッドソックス傘下にはジョシュ・オキミーもいるが、彼よりパワーはあるだろう。打撃専が活躍する伝統があるチームなので、フィットするはず。

 

27ナショナルズ:メイソン・デナバーグ:RHP
ナショナルズらしいピックで驚きは少ない。エースポテンシャルを持つ選手なので、大きく育てて欲しい。65位のティム・ケイトの指名は非常に良かった。

 

28アストロズ:セス・ビール:1B

打撃専の選手を指名したのは予想外だった。アストロズはマイナーでもデータ分析を持ち込んでいるそうで、MLBに上がる頃には全く違う選手になっているかも。

 

29インディアンス:ノア・ネイラー:C
指名権を多く持っていたこともあり、上手くやった印象はある。傘下にフランシスコ・メヒアはいるが、打てる捕手は何人いても困らない。選手のタイプ的にはネイラーはカルロス・サンタナみたいになるかも。イーサン・ハンキンスの指名にも成功していて成功ドラフトだろう。

 

30ドジャース:JT・ギン:RHP

ドラフト2巡目以降で欲しいチームも多かっただろうが、これは良いピックだと思う。99マイルに到達する剛腕は簡単に手に入らないし、ドジャースは高校生の育成が非常に上手い。選手チーム双方にとって最高の相手だと思う。

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